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講演会「割烹旅館東屋の人びと」

2018年 03月25日(日)14:00-15:30


明治から大正、昭和初期にかけて当時の文壇を飾った文人たちが滞在し、小説を書き、語り合い、時にはロマンスが生まれた割烹旅館東屋(1897-1939年)は、かつて鵠沼に存在しました。武者小路実篤、志賀直哉、谷崎潤一郎、芥川龍之介、与謝野晶子、北原白秋、川端康成など、蒼々たる文人達がなぜ東屋に集まったのか?文学ファンならずとも知りたいところです。

また、旧国立競技場の壁面に2つのフレスコ画を制作した長谷川路可は、東屋の2代目女将 長谷川たかの一人息子でした。現在、建設中の新国立競技場には路可のフレスコ画が復元、展示される予定です。

この講演会では、東屋旅館跡地に建っている石碑に「文人が逗留した東屋の跡」と揮毫した小説家の佐江衆一氏が、文人たちの滞在中のエピソードや長谷川路可について語ります。

藤沢市にこうした旅館があり、様々な物語が誕生したことを後世へ伝承する機会といえるでしょう。


©新潮社

講 師:   佐江衆一(さえ・しゅういち)

小説家1934年、東京生まれ。1960年、短編「背」でデビュー。新潮社同人雑誌賞を受賞。1990 年、「北の海明け」で新田次郎文学賞受賞。1995年、自身の老老介護を赤裸々に描いた「黄落」がベストセラーになる。藤沢市片瀬在住。


対 象:どなたでも
定 員:40名(要事前申し込み)
参加費:無料


〈申込方法〉

電話もしくは、直接来館して参加者の氏名、住所、電話番号をお伝えの上、お申し込みください。※定員に達し次第受付終了。

TEL:0466-30-1816  ( 受付は開館日の10:00-17:00)

 

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