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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 文化財 > 旧三觜八郎右衛門家住宅の公開を終了します
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更新日:2023年3月13日
令和2年(2020年)10月から毎週日曜日に公開活用してまいりました「旧三觜八郎右衛門家住宅」の主屋内部の一般公開は、令和3年度をもって終了となります。
主屋の正面外観
三觜家は、源流が室町時代までさかのぼる旧家であり、当主は代々「八郎右衛門」を襲名して、江戸期には羽鳥村の名主を務めました。明治期の13代八郎右衛門は、儒学者・小笠原東洋を招いて、羽鳥に郷学校「耕余塾」を開いたことでも知られています。耕余塾で学んだ塾生には、政財界で活躍した人材が多く、地域の中核的教育機関として重要な役割を果たしました。元首相の吉田茂も羽鳥の地で学んだ塾生の一人です。
「旧三觜八郎右衛門家住宅」は、明治11年(1878年)に13代八郎右衛門が建てたものです。良材をふんだんに用いた質の高い造作で、2階座敷をもつ民家として極めて早期の例であること、洋風意匠を加味した商家風の家構えからは旧東海道沿いの富裕な地域性も反映されている点等が評価され、平成25年(2013年)に国登録有形文化財に登録されました。
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