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下水汚泥等の放射性物質濃度について(更新)

最終更新日:2012年5月11日

下水汚泥等の放射性物質濃度について(5月11日更新)

 

土木部 下水道施設課

 

 福島県の下水処理場の汚泥等から比較的高濃度の放射性物質が検出されたことを受け、本市の下水処理場における下水汚泥等(流入下水・放流水・脱水汚泥・焼却灰)、排ガスに含まれる放射性物質濃度及び敷地境界の放射線量の測定をしましたので、その結果と対応についてお知らせします。

・流入下水:浄化センターに流入する生活若しくは事業などに起因する排水(汚水)や雨水を指します。

・放 流 水 :浄化センターから公共用水域(川や海など)に放流される水を指します。

・脱水汚泥:下水を浄化する過程で生じた汚泥を脱水した後に残る固形物を指します。

・焼 却 灰 :脱水汚泥を減容化のため焼却し、灰としたものを指します。

・排 ガ ス :脱水汚泥を焼却する際に排出されるガスを指します。

 

1.採取、放射線量の測定場所

   辻堂浄化センター(藤沢市辻堂西海岸三丁目3番1号)

   大清水浄化センター(藤沢市大鋸1500番地)

 

2.測定方法

  下水汚泥等及び排ガスに含まれるセシウム134、137は、「廃棄物関係ガイドライン 第5部 放射能濃度等測定方法ガイドライン」に基づいて測定しています。ヨウ素131は、「廃棄物等の放射能調査・測定法暫定マニュアル」に基づいて測定しています。

 

3.放射性物質濃度(核種分析測定結果)

辻堂浄化センター                                                単位(Bq/kg)(採取日: 4月25日)

名称

流入下水

放流水

脱水汚泥

(乾土換算値)

焼却灰

(乾土換算値)

 ヨウ素131

(I-131)

不検出

不検出

不検出

(不検出)

不検出

(不検出)

セシウム134

(Cs-134)

不検出

不検出 

23

(120)

480

(610)

セシウム137

(Cs-137)

不検出

不検出

36

(180)

680

(860)

放射性セシウム

合算値

(Cs134+Cs137)

不検出 

不検出

59

(300)

1,160

(1,470)

 

定量

下限

 

 I-131

10

10

20

29

 Cs-134

10

10

20

20

 Cs-137

10

10

20

20

大清水浄化センター                                            単位(Bq/kg)(採取日: 4月25日)

名称

流入下水

放流水

脱水汚泥

(乾土換算値)

 ヨウ素131

(I-131)

不検出

不検出

不検出

(不検出)

セシウム134

(Cs-134)

不検出

不検出

不検出

(不検出)

セシウム137

(Cs-137)

不検出

不検出

不検出

(不検出)

放射性セシウム

合算値

(Cs134+Cs137)

不検出

不検出

不検出

(不検出)

定量

下限

I-131

10

10

20

Cs-134

10

10

20

Cs-137

10

10

20

 

※核種分析(民間検査機関)に時間を要するため、採取から公表までに数週間程度かかる場合があります。

※セシウム134、137の和と放射性セシウム合算値は、端数処理により一致しない場合があります。

※脱水汚泥および焼却灰は、上段に検体の直接測定値(採取したままの状態の濃度)、下段に検体の乾土換算値(採取した検体を乾燥させた固形物中の濃度)を記載しています。6月2日以前に公表した測定値は、乾土換算値です。

※直接測定値は、下水汚泥等を保管・運搬する状態での放射性物質濃度です。乾土換算値は、放射性物質濃度の推移を把握するための参考値として掲載しています。

※核種分析測定結果の「不検出」について

  「不検出」とは、放射性物質濃度が定量下限値に満たない(定量できない)ことを表します。

(参考)定量下限

 適切な管理・操作のもとに、ある分析法で目的物質の定量(検査試料中に目的成分がどの程度含まれているかの計測)を行った場合に、定量検知が可能な最小値、または濃度のことです。定量下限値未満とは、定量できるほどの量ではなかったという意味で0(ゼロ)とは意味が異なります。

出典:食品の安全性に関する用語集(食品安全委員会)

※脱水汚泥・焼却灰に含まれるヨウ素131・セシウム134、137の定量下限は、すべて20Bq/kg を基準としていますが、放射性セシウムの影響によりヨウ素131の定量下限が変動する場合があります。

 

 

4.排ガスの放射性物質濃度(核種分析測定結果)

 

辻堂浄化センター                    単位(Bq/m3)(採取日: 4月17日) 

 

名称

ろ紙部

ドレン部

活性炭部

ヨウ素131

(I-131)

不検出

不検出

不検出

定量

下限

I-131

1

1

1

        

 

名称

ろ紙部

ドレン部

セシウム134

(Cs-134)

不検出

不検出

セシウム137

(Cs-137)

不検出

不検出

放射性セシウム

合算値

(Cs134+Cs137)

不検出

不検出

定量

下限

Cs-134

2

2

Cs-137

2

2

 ※排ガスの放射性物質濃度の測定頻度は1回/月です。

※ろ紙部は、排ガス中の放射性物質をろ紙により濾過捕集するものです。

ドレン部は、吸収瓶により液体捕集するものです。

活性炭部は、活性炭により吸着捕集するものです。

 

5.敷地境界の放射線量(空間線量率測定結果)

                                                                        単位(μSv/h)(測定日: 4月25日)

名称

測定値

(東側)

測定値

(西側)

測定値

(南側)

測定値

(北側)

辻堂浄化センター敷地境界

0.054

0.040

0.055

0.041

大清水浄化センター敷地境界

0.042

0.046

0.044

0.045

※測定値は、可搬型サーベイメーター(シンチレーション式サーベイメーター PA-1000)による測定値(測定高 地上1m)

 

辻堂浄化センター敷地境界放射線量測定箇所図(PDF, 193KB)

大清水浄化センター敷地境界放射線量測定箇所図(PDF, 286KB

 

6.現状の対応

・平成24年1月1日に完全施行された「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(放射性物質汚染対処特別措置法)および関連規則等に基づき、焼却灰については、浄化センター内で保管・管理していきます。

・浄化センターで保管している焼却灰は、飛散防止のため湿潤化したうえ、フレキシブルコンテナバッグ(大型土嚢袋)を使用し、施設の屋内に保管しています。

・放射性物質濃度の測定に併せ、浄化センター敷地境界における放射線量のモニタリングを行い、測定結果について、市ホームページを通じ公表を行っていきます。

・放射性物質が検出された汚泥等に係る費用は、東京電力株式会社に損害賠償請求していきます。

 

7.今後の対応

・焼却灰に含まれる放射性物質濃度は低下傾向にあるため、焼却灰(保管中の焼却灰を含む)の再資源化利用を目指し、再資源化事業者と協議を行っていきます。

 

参 考

下水汚泥等の放射性物質濃度、敷地境界の放射線量の一覧についてはこちらをご覧ください。


当ページの過去の更新一覧はこちらをご覧ください。


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