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更新日:2023年11月13日
HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことです。
エイズは、HIVに感染することによって発症しますが、すぐにエイズになるわけではありません。
HIVに感染しても、数年は症状がないため、自分が感染していることを知らないうちに、免疫力(からだを様々な病気から守る力)が下がり、いろいろな病気や感染症からからだを守れなくなる状態になります。この状態をエイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome:後天性免疫不全症候群)と言います。
エイズには代表的な23の疾患が指標として定められており、HIV感染者はこれらの疾患を発症した時点で「エイズ発症」と診断されます。
主な感染経路は3つです。
①性行為による感染
②血液を介した感染
③母子感染
HIVは感染力が弱く、日常生活においては性行為以外で感染することはありません。
いまのところ、体内のHIVを完全に取り除く治療法はありません。しかし、HIV・エイズの医療は飛躍的な進歩により、早期に感染を知り、適切な治療を継続すれば、エイズの発症を防いで、感染していない人と同じくらい長く、健康的な社会生活を送ることができるようになっています。
藤沢市では、事前予約制で無料・匿名のHIV・梅毒即日検査を実施しています。(予約方法等はこちらをご覧ください)
HIV感染は、検査を受けることでしかわかりません。心配なことがある方は、一度受けてみませんか。
血液中の抗原・抗体(HIVに感染したときにからだの中で作られる物質)の有無をチェックする検査です。
短時間に判定可能な「迅速検査キット」を使い、その日のうちに結果をご説明します。
HIVに感染しても、すぐには血液中にHIV抗体が検出されません。そのため、感染していないことを確定するためには、3か月以上経ってからの受検をお勧めします。
しかし、感染が非常に心配な場合は、感染の可能性がある出来事から1か月経っていれば検査ができますので、ご相談ください。
受付から約60分後に結果をお伝えします。
即日検査のため、当日は「陰性」か「判定保留」どちらかの結果になります。
「判定保留」とは、迅速キットでは感染しているのか感染していないのかが判定できない状態のことですので、必ず陽性ということではありません。
「判定保留」となった場合は、精度の高い「確認検査」を実施し、約1週間後に結果を説明しますので、必ず来所してください。
「確認検査」の結果、陽性(HIVに感染している)と分かったら、今の状態を確認するためにも、早い時期の受診をお勧めします。受診先、医療費や今後の日常生活のことなど、保健所にご相談ください。
なお、医療費については、負担を軽減する制度があります。
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