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藤沢市民病院 救命救急センター開設について救命救急センター長

副院長 兼 救命救急センター長
仲野 明

 2004年7月より建設工事を行っていた藤沢市民病院の救命救急センターは12月1日より稼働します。

 湘南東部二次医療圏(藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町)を対象に主に二次から三次救急患者を24時間体制で高度な医療を提供します。 救命救急センター内の病床はICU6床、HCU6床、一般病室18床、感染症6床(主に2類感染症を収容)からなる、36床の病床があります。

 センターでは心筋梗塞を含む心臓疾患の専門医が24時間対応で病院内に待機しており、CTは最新鋭の64列検出器型CTを設置して非侵襲的に冠動脈像を描出して冠動脈病変の画像診断が可能になります。 脳疾患に対して今年度はオンコール体制で対応しますし、急性腹症や多発外傷などでの緊急手術が必要な患者さんに対しては手術室を2室増設し常に1室を専用に空けた状態で即時的に対応できるようにしています。 本院のICUには夜間も当直麻酔科医師がおり、いつでも緊急手術が出来るような体制にしています。

 すでに24時間体制で行っている小児救急は、これまで同様にセンター内で診察と治療を行います。 成人患者の救急外来では救急医が初療を行い、本院の専門医がその後を引継ぎ、治療を行います。 今まで、それらの地域で発生した重篤な救急患者さんは圏外の大学病院などに依頼していたものをこの救命救急センターで引き受け、地域完結型の治療を行い多くの患者さんの救命を行います。

 また、災害拠点病院として大規模災害時には多数の患者さんを治療できるように救急外来待合室の周囲の壁にも酸素供給可能なソケットや電源を配置し待合の長椅子も非常時にはベッドになるように工夫しています。