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更新日:2023年12月26日

帯状疱疹について

帯状疱疹とは

水痘・帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうが治癒した後も神経節に生涯にわたり潜伏しています。
普段は免疫力でその活動が抑えられていますが、加齢やストレス、免疫力低下などによって再活性化されます。
その結果、潜伏していたウイルスが活動を再開し、ウイルスが神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると推定されています。

症状

発症すると体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がり、強い痛みを伴うことが多いです。
3~4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くことがあります。
※上記の症状がみられる場合については、すみやかに医療機関に受診してください。

治療

・抗ヘルペスウイルス薬(内服、塗り薬)等を使用します。
・帯状疱疹後神経痛がひどい場合は、神経の周りに局所麻酔薬を直接注射する神経ブロックが選択される場合があります。

予防方法

・免疫力を低下させないように、バランスの良い食事・睡眠・適度な運動を心がけましょう。

帯状疱疹の予防接種について

50歳以上の方は、ワクチンを接種することにより、帯状疱疹の発症及び重症化を防ぐことができます。
任意予防接種(予防接種法の対象外)のため、藤沢市からの費用助成はありません。全額自己負担となります。
ワクチンは2種類(乾燥弱毒生水痘ワクチン、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)あります。詳しくはワクチン接種を行う医療機関へお問い合わせください。

・乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(生ワクチン)
 接種回数:1回(皮下接種)

・乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン)
 接種回数:2回(筋肉内接種)
 ※1回目の接種から2か月以上の間隔をあけて接種します。

帯状疱疹の予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、予防接種法ではなく、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済の対象となる場合があります。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品副作用被害救済制度のページ(外部リンク)

関連リンク

国立感染症研究所(外部サイトへリンク)

 

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