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住宅用火災警報器完全義務化まで1年
高齢化社会への懸念を背景に、2004年6月に消防法が改正され、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。 新築住宅はすでに義務化されており、既存住宅でも藤沢市火災予防条例により、11年5月31日までに設置が必要です。 問い合わせ 予防課【電話】内線8132、【FAX】(25)5301、 設置してよかった 火災警報器の奏功事例 就寝中や留守中に火災警報器が作動し、住人や隣人が気付いたことで火災を早期に消火できた、または火災の発生を未然に防ぐことができた市内の事例を紹介します。 ◆事例1 鍋を火にかけたまま外出したが、火災警報器の鳴動に階下の人が気付き119番通報した。消防隊が駆けつけ、コンロの火を消したため火災には至らなかった(2009年7月、善行地区) ◆事例2 鍋を火にかけたまま寝てしまった住人が寝室の火災警報器の鳴動に気付き、コンロの火を消したため火災には至らなかった(09年9月、遠藤地区) ◆事例3 たばこの不始末に気付かず外出したが、居室の火災警報器の鳴動に隣人が気付き119番通報した。消防隊が駆けつけ消火し、ぼやで済んだ(09年12月、善行地区) Q&A Qなぜ設置が必要なの? A住宅火災で亡くなった人の多くは「逃げ遅れ」が原因とされています。部屋中に煙や熱が回ると避難が困難になるので、煙を感知して音声や警報音で火災を知らせる火災警報器の設置が重要になります Qどこで購入するの? Aホームセンター、家電販売店などで販売しています。価格は機種や販売店により異なります。購入には火災警報器の品質を保証する「NSマーク」の付いた商品を推奨しています Qどこにどのタイプを取り付けるの? A主に寝室です。寝室が2階以上の場合には階段にも煙を感知するタイプの火災警報器が必要です(寝室が1階の場合は階段や廊下への設置義務はありません)また台所は火災発生の可能性が高いため、設置をお勧めします Q罰則はあるの? A罰則・罰金はありませんが、火災から身を守るために早期に設置しましょう ※設置場所や数、位置、機種などについて、具体的に知りたい場合は最寄りの消防署にご相談ください 悪質な訪問販売にご用心!住宅用火災警報器の設置義務化を契機に、訪問販売業者によるトラブルが多発しています。紹介するケースや対処法を参考に注意しましょう。 ケース1 「消防署から来ました」と消防職員を偽る ・消防署の人か身分が分かるものを提示してもらう ・自分の家ではどこに設置するかあらかじめ知っておく ケース2 「住宅用火災警報器の点検に来ました」と言って、点検後に高額な請求をする ・承諾を得ずに点検を始めるなど、「怪しい」と感じたらその場で断わる(点検は個人で簡単にでき、点検業者に依頼しなければできない作業ではありません) ケース3 住宅用火災警報器の点検後、契約書であることを隠して署名を求めてくる ・口車に乗せられて、安易に即決・契約しない ・事前に見積りを取り、工事内容をよく確認する ケース4 「設置しないと罰金」と脅し、「今だけの特別価格」を強調して買わせる ・安価すぎるのは、おかしいと疑う ・罰金という言葉に動揺しない ※消防職員や市の職員が住宅用火災警報器のあっせんや販売を行うことや、特定の業者に販売を委託することはありません 共同購入をお勧めします市では、消防用設備・器具の販売店や電気工事業者、消防設備業者と連携して、市内在住の方を対象に地域の自治会や町内会での共同購入(まとめ買い)を支援しています。 メリット ☆地域でまとめて購入することで、個人購入より安価で購入できます。また機器や電池の交換時期の把握が可能になります ☆地域全体の住宅防火対策になります ☆販売店と取り付け相談ができるので、各家庭でのメーカーや機種の選定などの手間が省け、高齢者でも安心して購入することができます ☆不適切な訪問販売などの防止につながります |
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