特集
学びを通して人と地域がつながる
生涯学習社会、 ふじさわを目指す
藤沢市教育振興基本計画
藤沢市教育振興基本計画とは?
幼児教育・家庭教育・学校教育・社会教育など、本市の教育全般にわたる計画です。およそ10年後を見据え、2011〜15年度に取り組むべき施策を示しています。
教育に関する中期計画として、これまでの取り組みを整理した上で、具体的な施策を総合的・体系的に提示しました。
基本理念は未来を拓く「学びの環」ふじさわ
本計画では、子ども・若者がいつも夢や希望を持ちながら、他者と共に学び合い、社会に出てからも多様な学習機会に恵まれ、進んで地域社会づくりに参画し、つながりの環が世代を越えて広がる社会の実現を目指しています。
子ども・若者が他者と共に学び合う力を身に付け、自らの力を社会につなげていく「自立と社会参画の意欲をもった市民」となることを目指し、基本理念を「未来を拓く『学びの環』ふじさわ」と定めました。
基本理念
未来を拓く「学びの環」ふじさわ 〜学びを通して人と地域がつながる生涯学習社会、ふじさわを目指す
3つの目標
一人ひとりの夢を育み、未来を拓く子ども( 藤沢っ子)を育成する
多様な学びをつなげる生涯学習ネットワークを構築する
学校・家庭・地域・行政が連携、協働する子育て、教育支援体制を推進する
計画書をご覧になれます
藤沢市教育振興基本計画は、市政情報コーナー、各市民センターでご覧になれます。また市政情報コーナーで有償頒布も行っています〈1部500円〉。
※市のホームページの教育政策推進課のページからもご覧になれます
7つの基本方針
【1】 共に学び、多くの人とかかわり合いながら自立する子どもを育成します
国際教育の推進やいじめ防止プログラムの推進、不登校児童生徒対策事業など、よりよい教育の現場を実現するための事業を行います。
ふじさわティーチャーズカレッジ「学びあい」事業
約9カ月に渡って、経験豊かな現役・OB教師が教師志望者に授業づくりの極意を教えています。子どもの意欲を高める話術や黒板の使い方など、現場発ならではの実践的な内容が特長です。
【2】 家庭教育・幼児教育・地域教育力の支援・充実を図ります
子育て中の親子が気軽に過ごせる「つどいの広場」の開設や、幼児教育の推進事業など、地域ぐるみで子育て・教育を支援する体制づくりを進めています。
子育てサポータークラブ事業
子育て経験豊富なシニア世代が、子育てボランティアとして地域子供の家で活動しています。子育て中の家庭の手助けだけでなく、シニア世代の生きがいづくりにも役立っています。
【3】 学校教育を充実させる人的、物的条件整備を図ります
少人数指導のための人的条件整備や校舎の改修、節電と環境教育を兼ねた壁面緑化の導入など、学校教育環境の整備を進めています。
教育情報機器整備事業
小・中学校のパソコンを活用し、情報活用能力の育成だけでなく情報モラル教育などにも力を入れています。
【4】 多様な学びのできる生涯学習社会を目指します
公民館や図書館など身近な学習の場を充実させることで、子どもから高齢者まで、誰もが学べる環境づくりをします。
子ども読書活動推進事業
1歳6カ月児健診を終えた後、お父さん・お母さんと子どもにゆったりと読み聞かせの体験をしてもらう「ブックスタート事業」など、本を開く喜びを伝える活動をしています。
【5】 地域に根ざした芸術・文化活動の推進を図ります
耕余塾跡や古民家など歴史的価値のある市内文化財の保全をしたり、市民ギャラリーなど市民の芸術文化活動を支援したりしています。
芸術文化振興事業
市内在住の6人の若手ピアニストが、藤沢音楽祭管弦楽団と共にピアノ協奏曲を熱演した「藤沢音楽祭」など、市民力を生かした藤沢の芸術活動を応援しています。
【6】 健康で豊かなスポーツライフの環境整備を行います
スポーツバリアフリー事業や藤沢の特長を生かしたビーチバレー・マラソン大会など、生涯にわたって心身共に健康で豊かなスポーツライフを支援します。
市民マラソン開催事業
数多くの市民ランナーが湘南の風を堪能できる「湘南藤沢マラソン」。風光明媚な藤沢ならではの魅力あるコースを走ります。
【7】 多文化・多世代が交流し、共生するコミュニティづくりを推進します
外国人市民の生活支援や意見の反映、学校・家庭・地域などの連携、協働の推進など、あらゆる世代・文化が共生する地域づくりを目指します。
学校・家庭・地域連携事業
地域の方や保護者の協力を得、小・中・特別支援学校の児童・生徒が田んぼ体験学習を行うなど、地域の子どもたちの成長を地域で支える取り組みを行っています。
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