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特集 救える命を救いたいもしものときに備えましょう事故や急病は突然やってきます。万が一に備え、正しい応急手当の方法を学んだり、救急車の利用方法について考えてみませんか。救える命を救うのは皆さんです。 問い合わせ
命のリレーはあなたから〜応急手当てを身に付けましょう 万が一の事故や急病のとき、救急車が現場へ駆けつけるまでのわずかな時間こそが、生死を左右する大切な時間なのです。 ただ見ているだけでは、救える命は救えません。そばに居合わせた人による応急手当によって尊い生命が救われます。 消防本部では、定期的にAED(自動体外式除細動器)の使用方法を含んだ救命講習や15人以上の団体を対象とした出張救命講習を行っています。講習を受講し、応急手当ての技術を身に付けましょう。 救命講習に参加しませんか【普通救命講習1】(土曜日コース) とき 9月29日(土)午前9時〜午後1時 ところ 御所見市民センター 対象 市内在住・在勤・在学の中学生以上の方40人(先着順) 【上級救命講習】 とき 9月22日(祝)午前9時〜午後5時 ところ 善行公民館 対象 市内在住・在勤・在学の中学生以上の方で3年以内に普通救命講習1、2または3を受講している方40人(先着順) 申し込み 各講習日の10日前までに南・北消防署へ来署で ※市のホームページの「電子申請 申請書ダウンロード」からも申し込みできます。2012年度の救命講習日程は市のホームページの救急救命課のページをご覧ください あなたも応急手当ての普及活動をしてみませんか 本市には、応急手当ての知識や技術の普及活動を行う(特非)ふじさわ救命普及推進会があります。95人の会員が啓発活動などに努め、救命講習の際には消防本部などと連携し、応急手当ての指導を行っています。 活動などの詳細を知りたい方や応急手当ての指導をしてみたいという方は気軽にご連絡ください。 ※普通救命講習で指導を行うときは、「応急手当普及員」の資格が必要です 問い合わせ ふじさわ救命普及推進会事務所【電話】(45)4154 救急車を正しく利用しましょう 救急車は命に関わるような重い病気やけがの方を、安全かつ迅速に病院へ搬送するために利用する車両です。 しかし、軽い病気やけがで安易に救急車を呼ぶことは一刻を争う救急患者の妨げになります。ひとりひとりの大切な命を救うためにも、救急車の適正な利用をお願いします。 ◆救急車の対象となる患者は次のような方です ○意識や呼吸の状態が悪い ○激しい頭痛があり、嘔吐している ○まひ、脱力感があり、ろれつがまわらない ○意識がはっきりしない状態で、けいれんを繰り返している ○幼児の場合で、無表情で視線が合わない、食事・水分が摂れていないなど ◆次の場合は救急車を使わないでください ○緊急性のない軽いけがや病気(風邪をひいた、歯が痛む、突き指をした、首を寝違えたといった軽い症状の場合) ○自家用車やタクシーで医療機関などに行ける場合 ※ただし、判断に迷ったときは救急車を要請してください 救急隊の病院選定にご理解ご協力をお願いします 医療機関は一次(初期)医療機関から三次医療機関に分類され、それぞれの役割が決まっています。 救急隊は、その傷病者の容態・症状への対応がとれる病院を選び出し、病院の受け入れ状況を確認してから搬送します。 傷病者の容態・症状によっては、希望の病院に搬送できない場合があります。 救急の概要2011年中の救急出動件数は2万429件で、1万9194人の傷病人を搬送しました。事故種別では急病が約63%を占めています。傷病程度別では入院の必要がない軽傷と判断された方が約48%を占めています。
救急救命士の処置の範囲が広がります 本市では、厚生労働省や消防庁の協力のもと「救急救命士の処置範囲に係る実証研究」のモデル事業が行われます。 9月1日〜2013年3月31日の間(10月31日までは事案データの収集。11月1日から救急現場などで拡大された処置を実施)、湘南地区メディカルコントロール協議会(医療機関、医師会、消防本部などで構成する地域の救急医療協議会)と連携のもと、医師の具体的な指示を受けて、救急現場や救急車内などで救急救命士が行える処置の範囲が広げられます。 なお傷病者の方が、今回拡大される救急救命士による処置を断った場合でも、これまで通りの救急搬送などを行い、不利益をこうむることはありません。 救急救命士が医師の指示を電話で受けて、処置を行います 今回拡大される救急救命士による処置の医学的有効性や必要性などを検証します 拡大される救急救命士の処置は以下の行為です ☆低血糖性の意識障害の可能性がある傷病者に対して血糖測定を行い、低血糖が確認された場合にはブドウ糖溶液を投与します ☆喘息(ぜんそく)治療用の吸入薬(吸入β刺激薬)を所持している傷病者が重症喘息発作を起こした場合に、その吸入薬を使用します ☆血圧が低下しており、心臓が停止する危険性があるショック状態の傷病者に点滴を行います ※この実証研究は、厚生労働省と総務省消防庁の協力のもとに実施され、拡大された救急救命士の処置は新たに認定された救急救命士が実施します |
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