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2016年4月10日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 2 / 19 page 〕

特集
未来に向けた元気なまちづくり 郷土愛あふれる藤沢をめざして

 2016年度の市政運営に関する市の基本的な考え方と実施予定の主な事業をお知らせします。今年度は、「未来に向けた元気なまちづくり」と「再生から創造へ」を柱に、引き続き「郷土愛あふれる藤沢」の実現に向けて、さまざまな施策を進めていきます。

問い合わせ

 企画政策課【電話】内線2175、【FAX】(50)8400


市政運営の方針について

 2月26日の市議会本会議で、鈴木市長は2016年度の市政運営の方針について説明しました。

 この中で、江の島でセーリング競技が開催される2020年の東京オリンピックをはじめ、歴史・文化、子ども・子育て、支え合いや人の和などをポイントに5つのまちづくりテーマを設定し、「未来に向けた元気なまちづくり」を進めるとともに、13地区での身近な取り組みや行財政の刷新に取り組むという考え方を示しました。



新しい取り組みについて、ポイントを解説します

★藤沢型地域包括ケアシステムとは

 子どもから高齢者・障がいのある方など誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるまちづくりを進めます。本市では、市民の皆さんや地域で活動る団体などとマルチパートナーシップを組んで、今年度から具体的な取り組みをスターしていきます。

★2020年に向けたオリンピックの取り組みについて

 2020年の東京オリンピック・セーリング競技会場周辺の整備やボランティアの体制づくりに向けて取り組みます。また夏に開催されるリオデジャネイロオリンピックに向けて、セーリングのルールや見どころ、本市にゆかりのある選手の紹介などを行っていきます。



5つのまちづくりテーマに基づく重点的な取り組みを紹介します

1 みんなの命と財産を守る災害などへの備えを進めよう!

☆防災備蓄資機材の整備・充実、防災ラジオの市民頒(はん)布、津波避難対策の充実・強化、「ふじさわ防災ナビ」の普及・充実を推進

☆小田急線沿線の法面防護工事、土砂災害警戒区域内の法面保護の詳細設計などを実施

☆市内公園の土砂災害警戒区域内に位置する法面防護のため、詳細設計や二次調査などを各2カ所実施

☆藤沢公民館・労働会館等複合施設建設工事の基本設計に基づき実施設計・施工などを実施

☆市民活動の積極的な推進を目的に、北部の新たな拠点施設となる「市民動プラザむつあい」を開設・運営

2 みんなのまちが元気になる魅力と活力を生み出そう!

☆東京2020オリンピック・セーリング競技の開催に向けた準備、普及啓発の取り組みを実施

☆障がい者雇用の推進に向けて「JOBチャレふじさわ」事業を拡充

☆地産地消推進計画に基づき、「藤沢産」農水産物の利用を促進するため、利用推進店ランク別登録制度などを導入

☆藤沢市都市マスタープランの都市拠点に位置付けている健康と文化の森地区の農業振興策の検討に着手

☆新たな観光振興策としてタイの国際旅行博覧会への出展、外国人観光客へのおもてなしの受け入れ体制を推進する多言語サイトの運用、「夜景サミット」を開催

☆江の島島内のバリアフリー化に向けて、現況調査と効果的な事業手法を整理し、基本計画を策定

☆落書きが頻繁に発生する場所への防犯カメラを活用した対策と夜間監視、24時間の通報受け付け体制を整備

3 みんなが誇りと愛着の持てる地域をつくろう!


「地域の縁側」事業の様子

☆藤沢市文化団体連合会加盟団体が行う次世代育成事業や郷土文化拡充事業などに対する補助を拡充、文化芸術の振興を図る計画などの検討に着手

☆藤沢市地球温暖化対策実行計画の見直しに着手

☆市民活動団体などとの協働により健康の森保全再生事業などを実施するとともに、特別緑地保全地区の指定に向けた基礎資料を得るための現況測量などを実施

☆特別緑地保全地区の指定を計画している石川色子地区の現況測量を実施

☆地域での支え合いを大切にしながら、気軽に立ち寄れる身近な居場所と相談の場として、現在14カ所設置している「地域の縁側」を40カ所に拡充する取り組みに着手

4 みんなの絆で藤沢っ子の明日を築こう!


ビーチバレー

☆藤沢型認定保育施設を運営形態に応じて3類型に分類し、それぞれの基準を満たした施設に対し運営費などを助成

☆児童生徒、保護者からの学校教育に関する相談にきめ細やかに対応するため、スクールカウンセラーを増員し、配置日数を拡大

☆小糸小学校と石川小学校の2校をパイロット校として、情報機器を活用した授業手法の研究や電子黒板の導入を実施

☆校務支援システムを活用し、教職員の負担軽減と教育の質の向上に対応

☆御所見中学校、大庭中学校、高倉中学校、大清水中学校で中学校給食を実施

5 みんなの希望と笑顔があふれる健やかな暮らしを支えよう!

☆「藤沢型地域包括ケアシステム」によるまちづくりを進めるため、市民、地域団体、事業者などと行政との協働体制を構築するとともに、市民への普及啓発を実施

☆自立相談支援などを目的として、コミュニティソーシャルワーカーなどを配置するとともに、湘南大庭地区に学習支援事業の実施拠点を増設

☆第30回大会を迎えるビーチバレージャパンの記念事業と関連イベントを開催

☆(仮称)天神スポーツ広場少年野球場の整備、葛原スポーツ広場野球場の用地測量などを実施

☆円滑な移動を実現する交通施策を推進し、善行地区などの地域公共交通の利用促進を支援



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