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2016年7月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 17 / 22 page 〕

こんにちは湘南広域ニュースです

 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。

 今回は各市町の昭和30年代の出来事を紹介します。

寒川町

国民体育大会の聖炎旗リレー


▲日本内燃機中継所の「くろがね」と寒川神社神官

 1955年10月、第10回国民体育大会が神奈川県で開催されました。藤沢市はバレー・サッカーなど、茅ヶ崎市は軟式野球やフェンシングの会場となりました。

 寒川町で競技は行われませんでしたが、大会のシンボルである聖炎旗が開会前に町内を駆け巡りました。

 寒川町に旗が来たのは10月23日。町内には日本内燃機(現・日産工機)と寒川神社の2カ所に中継所が設けられました。このうち日本内燃機の中継所では、同社が設置したアーチのもとに大勢の町民が集まり、風船が配られるなど大いに盛り上がりました。さらに「祝国体」と飾り付けられた同社製造のオート三輪「くろがね」が寒川神社まで伴走して、大会に花を添えました。

問い合わせ

 寒川文書館【電話】0467(75)3691、【FAX】 0467(75)3758


茅ヶ崎市

大岡祭が復活


▲復活第1回大岡祭

 毎年春に開催されている大岡越前祭は、1912年11月に官位が贈られた大岡越前守忠相への墓前で報告を受け、翌年に行われた「贈位祭」がその始まりです。関東大震災や太平洋戦争などで中断を余儀なくされましたが、56年に復活しました。それは、前年の小出村合併を経て、旧小出村地区との一体化を図る目的もあったとされています。この時から今日のような市民全体を巻き込んだ大きなイベントとなりました。復活第1回の大岡祭では、県警音楽隊を先頭に、茅ヶ崎小学校を出発し、きらびやかなパレードが繰り広げられました。ヤリ奴、手古舞に続き、馬に乗った大岡さま、お姫さま、腰元など総勢100余人からなる大名行列は沿道を埋めた市民の喝采を浴びました。

 それから60年を経た今日も、基本的には当時のスタイルのまま大岡祭は大岡越前祭と名前を変えて続けられ、春の風物詩の一つとなっています。

問い合わせ

 茅ヶ崎市文化生涯学習課【電話】0467(82)1111、【FAX】0467(57)8388


藤沢市

東京オリンピックと江の島


▲建設中の江の島ヨットハーバーと
東京オリンピックのしおり

 本市では、1954年から着手された県立湘南海岸公園整備事業によって片瀬西浜などの海岸線にビーチハウスなどのレジャー関連施設の整備が進みました。57年からは海岸線沿いを「東洋のマイアミビーチ」としてPRし、59年にはアメリカ合衆国のマイアミビーチ市との姉妹都市提携を結びました。この姉妹都市提携宣言を機に、東京のキー局と連携して映画スターや人気歌手を招いたフェスティバルを開催し、夏の湘南の存在を広く全国に伝えました。

 こうした中、60年6月に東京オリンピックの組織委員会がヨット競技を江の島で行うことを決定。64年10月には東京オリンピックが開催されて、かつて参詣の地であった江の島は、マリンスポーツのメッカへと変身を遂げました。

問い合わせ

 郷土歴史課【電話】内線6731、【FAX】(27)0201



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