特集
三者連携ふじさわ　学校・家庭・地域で子どもたちを育もう

　本市では、学校・家庭・地域の三者が連携し、各地域の特色を生かして地域社会全体で子どもたちの健やかな成長を支援していく「学校・家庭・地域連携推進事業」を実施しています。

三者連携ふじさわ（学校・家庭・地域連携推進事業）とは？

　1999年にスタートし、現在は市内全域の中学校区を基本とした15地区にある「地域協力者会議」が運営しています。

　地域協力者会議の構成員は、中学校区内の小・中学校、PTA、町内会・自治会、青少年育成に関わる地域団体の代表者などです。

　地域によっては幼稚園や保育園、高校、大学、商店街などが参加しているところもあり、各地域の特性を生かした組織となっています。

地域課題や連携をテーマに活動しています

　各地域協力者会議では、地域コミュニティー事業や学校支援事業、講演会・学習会などの活動を行っています。各会議では定例会を行い、地域の課題についての討議や実施事業の打ち合わせなどを行っています。

　また、学校・家庭・地域での連携活動を学習する機会として、「ふじさわ教育フォーラム」を年に1回開催し、各地域協力者会議の取組紹介なども行っています。

こんな取り組みをしています

郷土の散策～遠藤の秋をさがそう〈秋葉台サンシャイン〉

　地区内の史跡を巡り、遠藤の歴史を学びます。秋の恒例事業となっており、小学生から高齢者までさまざまな年代の方が参加します。地域の方の協力で柿もぎや芋掘りも行っています。散策を通して歴史や自然に触れ、郷土を知る大切な事業です。

地域環境美化活動「ポイ捨て無くし隊」〈湘南大庭地区子どもサポート会議〉

　地区生活環境協議会・郷土づくり推進会議と共催し、年5回、学区内のごみなどを拾います。6月には457人が集まり、子どもたちが主役となって活動しました。小・中学生、高校生と地域の人がふれあい、きれいで住みやすい街づくりに励んでいます。

卒業生激励会〈御所見地区ふれあい共育ネットワーク〉

　中学校を卒業する生徒に向けた「卒業生激励会」を実施しています。中学校を卒業して働き始める子どもたちを激励したいという想いから30年以上前に始まりました。毎年、中学校・PTA・地域団体との連携により、盛大に行われています。

フェスタとらいあんぐる〈湘南台地域協力者会議〉

　地域の小・中学校や高校、大学、そして公民館のサークルが一堂に会して、演奏・演劇などのパフォーマンスを行う集いです。地域の方々と交流することにより、子どもたちが地域の一員であること、地域に支えられていることを実感するイベントです。

ふれあいサタデー〈長後共育フォーラム〉

　さまざまな趣味や特技を持つ地域の先輩を講師に迎え、子どもたちに体験の場を提供しています。今年は理科・工作、ダブルダッチ、折り紙など6講座を開講しました。子どもたちが夢中になって縄跳びや工作に取り組む一方で、講師は子どもたちの想像力に感心する場面もあり、参加者全員が有意義な時間を過ごしました。

地域協力者会議のイベントや活動にご参加ください

　各地域協力者会議では、各地区でさまざまなイベントや活動を実施しています。ぜひご参加ください。

※参加方法など詳細は、学校教育企画課へお問い合わせください