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2017年2月10日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 20 / 23 page 〕

こんにちは湘南広域ニュースです

 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。

 今回は各市町の駅を紹介します。



藤沢市

辻堂駅


1956年の辻堂駅

 1887年に藤沢停車場(藤沢駅)が開設されると、辻堂で生産される野菜や魚介類が東京・横浜方面へ出荷されるようになりました。当時は自動車などが無い時代で、停車場までの長い距離を運ばなければなりませんでした。明治の末ごろになると、海軍の辻堂演習場への物資輸送と辻堂周辺の発展のために、辻堂駅設置の気運が高まり、地域住民による強力な要望活動が行われ、1916年12月1日に、地域住民からの駅敷地の無償提供などにより、辻堂停車場(辻堂駅)が設置されました。 


記念イベントの様子

 辻堂駅が2016年12月1日に開設100周年を迎えるにあたり、地域住民などの有志による記念イベントが盛大に開催されました。100周年を記念して発車メロディに採用された「浜辺の歌」は、作詞家林古渓氏が幼い頃に訪れた辻堂海岸の浜辺の追憶を歌ったものといわれています。地元請願駅である辻堂駅は、今も地域の人々に愛され続けています。

問い合わせ

 企画政策課【電話】内線2175、【FAX】(50)8400

茅ヶ崎市

茅ケ崎駅


1950年頃の茅ケ崎駅

 茅ケ崎駅は、江戸時代の宿場である藤沢・平塚などに停車場が設置された後、住民らによる設置運動を経て茅ヶ崎停車場として1898年に開業し、来年で120周年を迎えます。開業当時の駅周辺には芋畑や葦(あし)原が広がり、駅舎も平屋建てで、1日の乗降客は200人程度でした。

 そして、駅の開設は多くの著名人や高級官僚などを呼び込み、別荘地や海水浴場として茅ヶ崎の発展をもたらしました。戦時中にも軍需産業の生産物輸送拠点として重宝され、戦後は相模線と東海道線が接続し、占領軍の厚木基地などへの輸送上の重要な駅となりました。高度成長期による東京、横浜の都市化や、駅ビルのオープンなどを経て、現在の24万人が暮らす茅ヶ崎の発展へ大きな役割を果たしています。

問い合わせ

 茅ヶ崎市秘書広報課【電話】0467(82)1111、【FAX】0467(87)6345

寒川町

西寒川駅


1984年の西寒川駅

 相模線寒川駅の西方約1kmの地点に、1984年まで西寒川駅がありました。

 ひと駅だけのこの支線は、1922年、相模川の砂利を運ぶ貨物線として敷かれたものです。寒川—四之宮間の中間駅として設けられた東河原駅が西寒川駅の前身です。当初は貨物専用の駅でしたが、1938年~45年には、近くの工場や海軍の施設への通勤のため旅客営業をしていた時期もありました。

 戦後も付近に進出する工場が増え、通勤の足を確保する必要が生じたため、1960年に旅客営業を再開しました。当時の運行本数は、朝1本、夕方2本の計3本のみでした。利用者が減り続けたため、1984年3月末をもって廃止になりました。

 1989年に駅の跡地は八角広場、線路の跡地は一之宮緑道として整備され、町民の憩いの場となっています。

問い合わせ

 寒川文書館【電話】0467(75)3691、 【FAX】0467(75)3758

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