廃棄物処理施設のダイオキシン類調査結果

　ダイオキシン類対策特別措置法などに基づき、2016年度に調査したごみ焼却施設および最終処分場のダイオキシン類の調査結果は下表の通りです。

　ごみ焼却施設の排出ガス・排出水・敷地内の大気・燃え殻などの調査結果は、全て基準値を下回っています。

　また最終処分場の排出水・地下水、最終処分場周辺の土壌の調査結果も、基準値を下回っています。

ごみ焼却施設の排出ガスなどの調査結果

(注1)北部環境事業所1号炉については、排出基準値は0.1です

(注2)北部環境事業所の燃え殻などは複数回測定しているため、平均値を記載しています

(注3)北部環境事業所および石名坂環境事業所の燃え殻などは溶融処理しているため、排出基準値の適用はありません

※北部環境事業所および石名坂環境事業所の排出水は、公共下水道へ放流しています

※各測定媒体の毒性等量(TEQ)は、定量下限値未満の数値は0として算出しています

※毒性等量(TEQ)は、検出下限値以上の数値はそのままの値を用い、検出下限値未満の数値は検出下限値の2分の1の値を用いています

※谷根・長後・葛原・葛原第2最終処分場は、すでに廃棄物の埋め立てを終了しています

※谷根・女坂最終処分場は、排出水を公共下水道に放流しています

※排出水の毒性等量（TEQ）は、定量下限値未満の数値は0として算出しています。また地下水の毒性等量（TEQ）は、検出下限値以上の数値はそのままの値を用い、検出下限値未満の数値は検出下限値の2分の1の値を用いています

※毒性等量（TEQ）は、定量下限値未満の数値は0として算出しています

※葛原・葛原第2最終処分場は3カ所、女坂最終処分場は4カ所の測定結果の平均値です

〈用語解説〉

ng(ナノグラム):10億分の1グラム

pg(ピコグラム):1兆分の1グラム

m³N(ノルマルリューベ):0℃、1気圧に換算した状態の気体の体積

TEQ(毒性等量):最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾパラジオキシンの毒性に換算した量

調査指標値:測定結果が環境基準値未満の場合であっても、周辺土壌や発生源、他媒体の状況などについて追加調査を必要とする値