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2017年6月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 2 / 25 page 〕

特集
いつまでも生き生きと暮らすために
~ロコモティブシンドロームを予防しよう

 65歳以上の方が要介護状態になる原因のうち、衰弱・転倒・骨折など運動器の機能低下に関係するものが全体の3割を占めています。

 生活にロコモティブシンドローム予防を取り入れましょう。

問い合わせ 地域包括ケアシステム推進室【電話】内線3285、【FAX】(50)8415



ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは

 骨・関節・筋肉などの運動器のいずれか、あるいは複数に障がいが起こり、立ったり歩いたりする機能が低下している状態のことを言います。進行すると介護が必要になるリスクが高まります。

若いうちから運動習慣を付けましょう

 骨や筋肉の量がピークを迎えるのは20~30代です。骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切に栄養を取ることで強く丈夫に維持されます。弱った骨や筋肉では、40・50代で体の衰えを感じやすくなり、60代以降には思うように体を動かせなくなる可能性があります。

 筋肉や骨と同様に、軟骨や椎間板にも運動などで適正な負荷がかかることが必要です。ただし、過度な運動や過体重で負担がかかり過ぎると、軟骨や椎間板が傷んでしまうことがあるため注意が必要です。また痩せ過ぎると筋肉や骨は弱くなってしまいます。

7つのロコチェック

 ロコモティブシンドロームに当てはまるか簡単にチェックしてみましょう。1つでも当てはまる方は要注意です。

片足立ちで靴下が履けない
家の中でつまずいたり滑ったりする
階段を上がるのに手すりが必要である
掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど、家のやや重い仕事が困難である
15分くらい続けて歩くことができない
横断歩道を青信号で渡り切れない
2kg程度の重い物を持ち帰るのが困難である

自分で取り組むロコモーション・トレーニング

 いつまでも生き生きと暮らせるよう、日頃から健康づくりに取り組み、いくつになっても元気に生活しましょう。

☆バランス能力をつける「片足立ち」

 転倒しないようにつかまる物がある場所で、床に着かない程度に片足を上げます。

左右1分間ずつ、1日3回行いましょう。

☆下肢筋力をつける「スクワット」

 肩幅より少し広めに脚を広げて立ちます。膝を足の人差し指の方向に向け、つま先より前に出ないように注意しながら、お尻を後ろに引くように体を沈めます。

深呼吸をするペースで5~6回繰り返し、
1日3回行いましょう。

 体を動かす以外にも、バランスの良い食事やお口の機能の保持、人との交流などが健康づくりにつながります。

講座に参加してみませんか

 市では、自宅で続けられる健康づくりを紹介しています。気軽にご参加ください。

☆ロコモ予防チャレンジ講座

 市内各所で開催している講座です。筋力やバランス能力などの簡単なチェックを行いながら、体力向上や転倒防止などについて学びます。

とき・ところ

(ア)7月6日(木)…石名坂温水プール、

(イ)7月24日(月)…明治公民館

ともに午後2時~4時

対象・定員

 市内在住の65歳以上の方各20人(先着順)

費 用

 無料

申し込み

 6月15日(木)から電話またはファクスに講座名・開催日・住所・氏名・生年月日・電話番号を書いて、

(ア)は(公財)藤沢市保健医療財団【電話】(88)6752、【FAX】(86)6065、

(イ)はセントラルフィットネスクラブ湘南ライフタウン店【電話】(87)2553、【FAX】(87)2554〈火曜日を除く午前10時~午後3時〉へ

問い合わせ

 地域包括ケアシステム推進室

参加者の声

 健康維持のために日常的にできる運動を習得したいと思い、初めて参加してみました。同年代の方たちに囲まれて、久しぶりに体を動かすのは楽しかったです。これからは日常生活の中でも、もっと運動してみたいと思います。

※この他の講座など詳細は、11面の「65歳からの健康づくり」をご覧になるか、お問い合わせください



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