未来に進む元気
～後世に誇れる藤沢を目指して

　明けまして、おめでとうございます。市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

　昨年本市では、これまでの取り組みを振り返るとともに、広くご意見をいただきながら「市政運営の総合指針2020」をまとめました。市民一人一人の日々の生活を想い、皆で元気に未来を目指すための指針です。誰もが希望を持ち、いつまでも生き生きと暮らせる藤沢を目指して施策を実施してまいります。

　まちの根幹を成すのは、そこに暮らす人々です。日常の元気はまちづくりの推進力であり、健康増進はこれからの市政の大きなテーマです。健康寿命日本一を目指すリーディングプロジェクトのもと「健康を楽しく！」を合言葉に、一人一人にできることからまちの元気を育ててまいります。

　芸術・文化に親しむことも元気の源、身も心も健康な毎日のために大切な栄養となります。本市では藤澤浮世絵館やアートスペースに多くの方が訪れており、またさまざまな分野の芸術・文化に取り組む市民の皆様の活動もまちの魅力となっています。今後も、引き続き文化都市・藤沢の発信に努めてまいります。

　セーリング競技の開催地として五輪を迎える藤沢。2020年の開催まで1000日を切り、今年は市民参加に向けた取り組みを加速します。世界規模の祭典と共に、まちの元気が存分に発揮されることを楽しみにしています。

　生活のそこかしこから「元気」が芽吹いています。さまざまな主体とのマルチパートナーシップを大切に、これを育み、市の目指す姿「郷土愛あふれる藤沢　松風に人の和うるわし湘南の元気都市」に、未来へと受け継ぎたいまちへの想いを込めて、本年も気概を持ってひたむきに進んでまいります。

　皆様におかれましても本年が良い年となりますよう、心からお祈り申し上げます。