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2018年8月10日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 21 / 24 page 〕

こんにちは 湘南広域ニュースです

 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。

 今回は各市町の歌について紹介します。

茅ヶ崎市


アロハバージョンが誕生


アロハバージョンを披露する
フォークシンガー・テミヤンさん

 茅ヶ崎市歌誕生から50周年。

 茅ヶ崎市は、市制施行70周年記念事業の一環として今年5月、アロハバージョンの市歌を制作・発表しました。

 制作にあたっては、さまざまな関係団体が協力し、市内在住のフォークシンガー・テミヤンさんがアレンジしました。アロハバージョンはウクレレの音色が心地よく、姉妹都市の米国ホノルル市・郡を連想させるゆったりした曲調に仕上がっています。

 市歌は、市民の誇りや郷土の愛着を深めてもらおうと、1967年の市制施行20周年を記念して誕生しました。「光あふれる湘南の/白い雲わく相模灘」「えぼしの岩に散る波は/松の緑にこだまする」。茅ヶ崎の自然や情景を映し出す歌詞は、市内在住の眼科医で歌人だった川原利也が手掛けています。またシンプルで親しみやすいメロディーは、「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」など、昭和の名曲を制作した中村八大が作曲しています。

問い合わせ

 茅ヶ崎市秘書広報課【電話】0467(82)1111、【FAX】0467(87)6345

藤沢市

「りんご追分」の米山正夫が作曲、井口小夜子が歌い初め


成人式で配られた扇子裏面に市歌の歌詞

 藤沢市は1950年10月1日、市制10周年記念として市歌を制定しました。広報ふじさわ(17号)市制10周年記念特集号は、特別のA2サイズの紙面の1面中央に市歌を掲げ、その誕生を報じています。

 記事によれば、市歌は「藤沢の文化・伝統・建設を歌に現わす」内容の募集に対して203点の応募があり、伊沢十郎市長、歌人佐佐木信綱、作家の邦枝完二、歌人で元湘南高校教員の村田邦夫氏ら11人の審査により、鈴木政輝氏が一等に選ばれました。鈴木氏は画家で、”光と風“のテーマで帆船を描いた油彩作品を多く描いています。

 作曲はのちに「りんご追分」など数々のヒット曲を生み出した米山正夫に委嘱され、記念式典のなかで歌手の井口小夜子によって発表されました。井口小夜子はテレビドラマ「新諸国物語 紅孔雀」の主題歌などのヒット作のある歌手です。藤沢の自宅に音楽研究所を開いて後進の育成に努めるとともに、地元の芸術文化の振興にも貢献しました。

 広報紙面の解説で、村田氏は「この平和は、単なる沈滞ではなく、香り高い文化の光を浴びて、日々に新たなる繁栄の未来を予約しているのである」と書いています。

 市歌の行間からは、戦後復興の中にあって、明日を目指す当時の藤沢の街の息吹が感じられるようです。

問い合わせ

 郷土歴史課【電話】内線6731、【FAX】(50)8432

寒川町

寒川町の歌

 水仙が 明るくいぶく

 寒川の 花とみどりよ


レコード化された「寒川町の歌」

 このような歌詞で始まる「寒川町の歌」は、町制施行40周年を記念して、1980年11月1日に制定されたものです。

 歌詞は町民から広く募りました。「みどり豊かな明るい町」をイメージできることを条件に公募したところ、18件の応募がありました。その中から寒川町の歌制定委員会が審査した結果、三沢祐一氏の作品が入選。同委員会で一部補作したものを、作曲家の館岡一郎氏に作曲・編曲を依頼して完成しました。

 できあがった曲はビクター音楽産業からレコード化されたほか、40周年記念式典において、町内のコーラスグループ「木犀の会」の皆さんが披露しました。

問い合わせ

 寒川文書館【電話】0467(75)3691、【FAX】0467(75)3758



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