ホーム > 市政情報 > 広報 > 広報ふじさわ > 広報ふじさわ一覧

ここから本文です。

藤沢市ホームページへ 広報ふじさわ一覧へ インデックスへ 市政情報次のページへ
市民の広場 くらしの情報ガイド 健康・保健 スポーツ カルチャー 公民館
2019年2月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 29 / 30 page 〕

共助
地域の防災力を高めましょう

 災害時には、お互いに助け合うことが大切です。いざという時のために、防災訓練に参加するなど、助け合いの方法を学びましょう。

問い合わせ 危機管理課【電話】内線2440、【FAX】(50)8401

地域における防災活動に参加しましょう

 これまでの大規模災害時には、多くの方が近隣住民の協力によって救出されました。災害時には、救急車や消防車は現場対応や道路の寸断により、すぐに駆けつけることが難しいと想定されます。迅速な救助を行うためには、地域の方同士の「助け合い」が必要です。

 本市では、9割を超える自治会・町内会が自主防災組織を結成し、災害に備え、防災用品の備蓄や防災訓練などを行っています。普段から地域の方同士のつながりをつくるためにも、自治会・町内会へ加入しませんか。

全ての方が迅速に避難するために


 東日本大震災では、犠牲者の過半数を65歳以上の方が占め、また障がいのある方の犠牲者の割合は障がいのない方と比較して2倍程度に上ったと推計されています。

 市では、避難支援を必要としている方への対応をまとめた「ふじさわ防災ナビ~避難行動要支援者編」を配布しています。

 また大規模な災害が発生した際に、自力での避難が困難となる高齢者や障がいのある方などを対象に避難行動要支援者名簿を作成し、自治会・町内会や自主防災組織などへ提供しています。

 この名簿は、地域での迅速な避難支援や安否確認につながるよう、日頃からの地域での見守り活動や避難訓練、安否確認の体制づくりなどに活用されています。

一人の命を救うため、普段の備えを続けよう・つなげよう



藤沢市防災組織
連絡協議会会長
椎野幸一氏

 私たち藤沢市防災組織連絡協議会は、市民の皆さんと日々自主防災活動に取り組んでいます。

 私たちは2011年に発生した東日本大震災の教訓を活かし、「一人の命を救うための『備え』が大切である」ということを目標に掲げ防災活動を続けています。

 各地区では、防災リーダー講習会や避難施設運営訓練、避難行動要支援者対策などの自主防災活動を行っています。また地域ごとに工夫を凝らした総合防災訓練も毎年実施しています。

 例えば御所見地区では、自治会が指定するタオルなどを使って、「無事です」の安否表示をする訓練を全世帯対象に継続して行っています。

 滝の沢中学校の避難施設運営委員会では、避難者が安心して生活できる環境づくりのために、被災状況報告、避難者受け付けなどの一連の流れに沿った実践的な訓練を続けています。

 今後は、「465の自主防災組織の活動」を支援しながら、「自主防災活動の活性化」「避難行動要支援者対策」「避難施設運営の確立」「各地区防災拠点本部の役割強化」「災害ボランティア受け入れ体制の確立」について、市と連携して、いざというときに「備え」が実行できる環境を整えていきます。

 「備え」は、空振りでも「続ける・つなぐ」ことが大切です。自助・共助・公助の連携で、「一人の命を救うため、普段の備えを続けよう・つなげよう」に一緒に取り組みましょう。


▲御所見地区が取り組む安否表示

▲滝の沢中学校での訓練の様子

地域の防災活動を支援する補助金制度をご活用ください

自主防災組織の資機材整備に関する補助金制度

 市では、地域の防災活動を推進するため、自主防災組織による防災資機材の整備などにかかる経費の一部を助成します。

 補助金制度の利用には、対象となる資機材が決められているほか、購入前の事前申請が必要です。

防災井戸の指定制度・防災井戸に関する補助金制度

 市では、災害時に洗濯やトイレの洗浄などで使用する生活用水(非飲用)の確保を目的に、市内に設置されている井戸を「防災井戸」として指定しています。災害発生時には、井戸所有者にご協力いただき井戸水を提供していただきます。

◎防災井戸に関する補助金制度

 市から指定された防災井戸に手動式ポンプを新規設置する場合や交換・修理を行う経費の一部を助成します。

補助金制度などの詳細はお問い合わせください。



藤沢市ホームページへ 広報ふじさわ一覧へ インデックスへ 市政情報次のページへ