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2019年3月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 2 / 26 page 〕

特集
意識を変えてワーク・ライフ・バランスを

 仕事・家庭・地域のバランスがとれた生き方を目指す「ワーク・ライフ・バランス」について、基本的な考え方や市内企業の取り組みを紹介します。

問い合わせ 産業労働課【電話】内線2227、【FAX】(50)8419

ワーク・ライフ・バランスとは?

 ワーク・ライフ・バランスとは、仕事・家庭・地域という3つのバランスを重視した多様な生き方・働き方を互いに理解し、尊重し合う社会の実現を目指すものです。

 仕事だけでなく、家庭や地域での生活も充実させ、豊かで実りのある人生を送るという考え方は、企業にとっても、優秀な人材の獲得や人材の定着につながるものとして、注目されています。

4月1日から「働き方」が変わります

 4月1日から働き方改革関連法が順次施行され、時間外労働の上限規制の導入、年次有給休暇の確実な取得、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の禁止など、ワーク・ライフ・バランスの実現につながる環境づくりの実施が職場に求められます。

市でも推進しています

 市では市内の企業を対象にした講座やワーク・ライフ・バランス推進のための会議を開催し、ワーク・ライフ・バランスの啓発に取り組んでいます。

★企業向けワーク・ライフ・バランス推進講座

 市内の事業所を対象に、ワーク・ライフ・バランスの必要性や活用事例に関する講座を開催しています。

★新社会人向けのパンフレットを配布します

 新社会人を対象に、ワーク・ライフ・バランスの考え方の必要性やワーク・ライフ・バランスに取り組む企業を見分けるポイントなどを掲載したパンフレットを4月中旬から配布します。

配布場所

 産業労働課、各市民センター・公民館、市内大学ほか

市内企業でもワーク・ライフ・バランスを実施しています

 市内の従業員数が50人を超える企業を対象に市が調査を行った結果、141社から回答があり、各企業においてさまざまな取り組みを進めていることが分かりました。

 残業時間削減に取り組む企業が多い中、テレワーク制度や時差勤務などに取り組む企業もあります。また労働時間の短縮のために、仕事の役割・分担の見直しや社員の意識改革に取り組んでいます。

【ワーク・ライフ・バランス推進のための具体的な取り組み】

働き方を見直して家庭・地域での時間が増えました


 年次有給休暇を使って、子どもの授業参観に参加できました。
 定時に退社後、町内会の夜間防犯パトロールに参加しました。
 リフレッシュ休暇を利用し、家族で旅行しました。生活が充実し、仕事へのやる気も上がりました。

ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業を紹介します


(株)スワロー食品〈遠藤〉

事業内容

 冷凍食品の製造・販売

社員数

 115人(2019年1月現在)


代表取締役 篠崎由博氏

 社員は家族だと考えています。一生働きたいと思ってもらえる職場づくりに4年前から取り組んでいます。取り組みの一つとしてワークシェアをしています。各作業工程の人数が少ないので、休みの人が出た場合、一人に業務が集中し残業してしまうという課題がありました。別の工程の社員も作業できるようお互いに教え合うようにしたり、日々の業務の進捗状況を上司に報告するよう義務化したりした結果、お互いが仕事を理解し合い、フォローできるような職場環境に変わってきました。


品質管理室室長 杉山洋子氏

 子育てをしながら、品質管理室の室長という責任のあるポジションで働いています。この4年で会社が大きく変わり、男女関係なくみんながやりがいを感じ働ける職場になりました。

 子どもの病気や学校行事など親としての仕事もたくさんありますが、現在の職場はお互いにフォローできる環境にあるので不安なく休むことができ、仕事も私生活も大変充実しています。



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