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2019年5月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 22 / 24 page 〕

国指定重要文化財
江島神社 八臂(はっぴ)弁財天像

国の重要文化財に指定された八臂弁財天像

 弁財天の霊地として知られる江の島に伝来する弁財天像。八本の腕(臂)それぞれに宝珠・剣・戟(げき)・鉤(かぎ)・輪宝・宝棒・弓・矢を持ち、頭上には、宇賀神(うがじん)(蛇の体と年老いた男の顔をした姿の穀物神)を頂く宇賀弁財天の姿をしています。端正で引き締まった顔立ちや深く自然に乱れる袖の衣文などに運慶派の特徴が現れており、1230年代に幕府や御家人の関与を得て同派の仏師により作られたと推定されています。

 宇賀弁財天の最古の遺品であり、また鎌倉時代女神像の優れた作品としても注目されています。


国指定重要文化財「木造弁才天坐像」

妙音(みょうおん)弁財天像

 江島神社には、ほかに二臂の「妙音弁財天」または「裸弁財天」といわれている半跏(はんか)(立て膝姿)裸形の弁財天像があり、もとは江島神社の岩屋本宮のご神体であったとも伝えられています。音楽神としての一面が注目され、歌舞音曲の女神として信仰を集めました。


妙音弁財天坐像

■記念講演会

 江島神社の八臂弁財天像(指定名称「木造弁才天坐像」)が、国の重要文化財に指定されたことを記念し、講演会を開催します。講演会後、参加者は弁財天像や江島神社の宝物を安置している奉安殿を無料でご覧になれます。

とき

 6月19日(水)午後1時~4時

ところ

 江島神社

内容

 講演「新指定重要文化財、八臂弁財天坐像とその周辺」〈講師=県立歴史博物館館長薄井和男氏〉、講演「藤沢市内の弁財天」〈講師=元藤沢市文書館館長中島淳一氏〉

定員

 100人(先着順)

費用

 無料

申し込み・問い合わせ

 6月3日(月)午前9時から郷土歴史課【電話】内線5313、【FAX】(50)8432へ



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