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特集
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【収 入】 | |
給料(市税収入など) | 358万円 |
住宅ローン借入(市債借入) | 23万円 |
その他臨時収入(国庫・県支出金など) | 119万円 |
【支 出】 | |
日常の生活費(人件費・扶助費・物件費など) | 399万円 |
住宅ローン返済(公債費) | 29万円 |
家財購入・修繕(投資的経費など) | 53万円 |
貯金(積立金) | 19万円 |
家庭の家計簿と市の財政では、お金の使い道が違うので単純に比べられませんが、一般会計決算を家計に例えると、年間500万円の支出のうち、日常の生活費に399万円、住宅ローン返済に29万円を充てていることになります。
総務費 | 事業費 |
◇藤が岡二丁目地区再整備事業が要求水準書、提案書および事業契約書に従って実施されているか確認するためモニタリングを実施 | 540万円 |
◇善行市民センター・公民館の改築工事など | 7,785万円 |
◇辻堂市民センター・公民館、消防出張所複合化施設の基本・実施設計 | 1億4,421万円 |
◇防災備蓄資機材の充実や防災拠点の整備、江の島島内に耐震性飲料用貯水槽の設置などを実施 | 2億5,455万円 |
◇避難経路を示す蓄光型の路面標識を設置 | 505万円 |
環境保全費 | 事業費 |
◇「藤沢市生物多様性地域戦略」の策定など | 882万円 |
◇犯罪抑止に効果的な街頭防犯カメラを湘南台駅の駅前広場などに設置し、また、自治会・町内会による防犯カメラ設置費に対する補助を実施 | 882万円 |
民生費・衛生費 | 事業費 |
◇コミュニティソーシャルワーカーの配置を拡充 | 1億1,879万円 |
◇地域の縁側、地区ボランティアセンターなどの活動支援 | 3,082万円 |
◇発達障がい専門の相談支援事業所に臨床心理士を配置するなど、障がい者相談支援事業を実施 | 8,945万円 |
◇地域包括支援センターのサテライト(分室)を新たに設置 | 1,105万円 |
◇中学3年生までの医療費助成の対象年齢拡大に向けた準備を実施 | 4,319万円 |
◇定員拡大に向け、放課後児童クラブの新設と移転拡充を実施 | 7,620万円 |
◇健康寿命の延伸に向けた市民の健康づくりへの気づきを促す取り組みを実施 | 7,437万円 |
◇各種がん検診の実施、マンモグラフィ検診の実施回数の増加 | 6億2,400万円 |
◇江の島周辺の公衆便所のバリアフリー化および便器の洋式化などを実施 | 5,609万円 |
労働費 | 事業費 |
◇若者しごと応援塾「ユースワークふじさわ」の運営など | 2,177万円 |
◇藤沢公民館・労働会館等複合施設(Fプレイス)の建設工事など | 33億2,366万円 |
農林水産業費・商工費 | 事業費 |
◇次世代の農業の担い手の確保や後継者の育成に向けた各種支援 | 1,655万円 |
◇生活支援ロボットの普及啓発、自動運転実証実験などを実施 | 2,194万円 |
◇商店街の防犯カメラの設置費助成や街路灯電灯料の助成など | 3,163万円 |
◇ユーチューブやインスタグラム、公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」のLINEスタンプなど一貫性のあるプロモーションを実施 | 1,370万円 |
土木費 | 事業費 |
◇善行駅および六会日大前駅周辺のバリアフリー化事業や藤沢652号線本町工区歩道築造工事、湘南ライフタウンバスターミナル整備工事など | 7億1,244万円 |
◇いずみ野線新駅(B駅)周辺のまちづくりの検討や浸水対策 | 3,712万円 |
◇藤沢駅南北自由通路拡幅事業および藤沢駅改良事業について、鉄道事業者との基本協定締結や藤沢駅北口デッキリニューアル工事など | 8億3,527万円 |
◇片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた基本設計委託の実施 | 1,597万円 |
◇空き家の実態把握、所有者や管理者の適正管理の促進および利活用の推進 | 528万円 |
消防費 | 事業費 |
◇浸水害対応救助ボートの配備および災害対応資機材の整備 | 905万円 |
教育費 | 事業費 |
◇小学校の教職員に校務で使用するためのパソコン390台を新たに設置 | 1億870万円 |
◇空調設備設置・トイレ改修・外壁などの改修工事 | 7億7,135万円 |
◇配膳室整備などを行い中学校給食の実施校を13校に拡大 | 2億257万円 |
◇姉妹都市マイアミビーチ市ゆかりの芸術家と連携した企画展の開催など | 6,532万円 |
東京2020大会に向けて | 事業費 |
◇「ふじさわセーリングフェスタ2018in江の島」などの啓発事業を実施 | 4,294万円 |
◇カウントダウンイベントやオリンピック・パラリンピック出場経験者によるスポーツ教室、セーリング競技の普及啓発イベントなど | 1,515万円 |
◇都市ボランティアの募集および研修の実施、「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」のPR活動や団員数の拡大 | 2,036万円 |
2018(平成30)年度の特別会計は9会計ありますが、市民の皆さんに関わりの深い4会計の決算概要をお知らせします。
国民健康保険事業
被保険者の疾病・負傷・出産などに対する保険給付費は前年度より0.1%、約3,000万円の減少となりました。歳入に占める保険料収入の割合は22.4%で、保険給付費総額を年間平均被保険者1人当たりで見ると約28万5,000円でした。
保険給付費 | 254億2,114万円 |
国民健康保険事業費納付金 | 121億9,410万円 |
総務費ほか | 12億5,570万円 |
歳出合計 | 388億7,094万円 |
国民健康保険料 | 90億2,560万円 |
国庫・県支出金 | 257億1,397万円 |
繰入金ほか | 55億8,595万円 |
歳入合計 | 403億2,552万円 |
介護保険事業
介護認定を受けた方が利用した介護サービスに対する保険給付費は前年度より3.9%、約9億3,000万円の増加となりました。2019年3月31日現在で要支援・要介護認定を受けた方は1万9,098人となっています。歳入に占める保険料収入の割合は21.9%でした。
保険給付費 | 247億8,044万円 |
地域支援事業費 | 18億8,985万円 |
総務費ほか | 9億2,974万円 |
歳出合計 | 276億 3万円 |
介護保険料 | 61億3,578万円 |
国庫・県支出金 | 97億2,742万円 |
交付金・繰入金ほか | 120億9,229万円 |
歳入合計 | 279億5,549万円 |
下水道事業(公営企業会計)
区画整理事業区域などの整備を進め延長2,745.29mの管渠(かんきょ)を築造したほか、藤が谷ポンプ場受変電設備他改築電気工事などを行いました。年度末の下水道処理人口普及率は95.7%となっています。
建設費 | 18億6,203万円 |
企業債償還金および利息 | 60億 143万円 |
維持管理費ほか | 111億2,483万円 |
支出合計 | 189億8,829万円 |
下水道使用料 | 61億7,700万円 |
国庫補助金 | 2億2,738万円 |
繰入金・企業債ほか | 90億1,017万円 |
収入合計 | 154億1,455万円 |
市民病院事業(公営企業会計)
地域の基幹病院として市民が安心して受けられる医療の提供に努めるとともに、質の高い医療を提供する体制の充実を図るため医療器械の更新を行ったほか、東館エントランスや平面駐車場の整備により再整備事業を完了し、2018年7月にグランドオープンしました。入院患者数は延べ17万3,976人、外来患者数は延べ33万6,216人となり、一般病床530床に対する病床利用率は89.9%でした。
医業費用 | 193億2,230万円 |
資本的支出 | 15億4,709万円 |
医業外費用ほか | 9億4,636万円 |
支出合計 | 218億1,575万円 |
入院収益 | 122億9,320万円 |
外来収益 | 52億 224万円 |
繰入金・その他医業収入ほか | 28億9,942万円 |
収入合計 | 203億9,486万円 |
地方公共団体の財政の健全化に関する法律(財政健全化法)に基づく健全化判断比率および公営企業の資金不足比率の算定結果は下表の通りです。
2018年度決算に基づく本市の健全化判断比率は、いずれも基準を下回り、公営企業についてもいずれも資金不足を生じていないため、国の財政指標では「健全」であることを示す結果となりました。
審査に付された各会計決算書および政令で定める書類の様式と記載事項は、いずれも適法に処理され、かつ正確に表示されているものと認められた。また、予算はその目的に従いおおむね計画的かつ効率的に執行されているものと認められた。
【今後の執行に当たっての留意事項】
● 本年度について一般会計・特別会計を合算した単年度収支は赤字となっている。将来的には少子超高齢化に伴う扶助費等の増、公共施設の老朽化に伴う投資的経費の増加が見込まれ、財政状況は予断を許さない状況にあるといえる。今後も効率的な事務の執行により最少の経費で最大の効果をあげられるよう努めること
● 適正な財源の確保および負担公平の原則から収入未済額の縮減に一層努めること
● 北部第二(三地区)土地区画整理事業については、適切な執行管理を行い事業収支の均衡に留意しつつ、施行期間内の完了に向けて努力すること
● 国民健康保険事業については、医療費の動向や保険料収入の状況を的確に把握して効率的な運営に努めること
● 介護保険事業については、適正な執行管理により財政の健全性を維持しながら一層効率的に業務を行うよう努めること
● 下水道事業については、資本費平準化債の縮減に向けて努力するとともに、より一層の経営の安定化を図ること
● 市民病院事業については、通常の事業活動の成果を示す経常損失は減少しているが、健全経営の観点から一層の収益の増加および医業費用の縮減に努めること
健全化判断比率等の審査結果(概要) 藤沢市監査委員
審査に付された2018年度決算に基づく健全化判断比率およびその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに18年度決算に基づく公営企業に係る資金不足比率およびその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められた。また、是正改善を要する事項は特にない。
問い合わせ
監査事務局【電話】内線5413、【FAX】(50)8425
【資産や負債の状況が分かります】
貸借対照表とは、市がこれまで整備した学校・道路など公共施設の保有状況や、市が持っている現金・債権などがどのくらいあるか、またこれらを整備するために借り入れた負債がどのくらいあるかなどを示したもので、総務省が示した「統一的な基準」により作成したものです。
昨年度と比較すると、資産が増加する一方、負債は減少して、純資産が増加しました。
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