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藤沢ビッグウェーブ団員 山下 康さん市では、東京2020大会に向けて市民がアイデアを出し合うワークショップ「アイデアソン」を開催し、参加者の皆さんからさまざまな企画提案をいただきました。 今回はその中から、オリジナルの紙芝居を創作し、市内各所で披露してきた藤沢ビッグウェーブ団員の山下康さんにお話を伺いました。 私は2020年をきっかけに、日本特有の文化である街頭紙芝居を世界の人に知ってほしいと思い、2020応援紙芝居「人間愛の金メダル」を創作しました。 1964年の東京オリンピック・ヨット競技のレースで、スウェーデンのキエル兄弟がメダル獲得の可能性を捨てて、突風で海に投げ出されたオーストラリア選手の人命救助にあたったという実話を基にしたお話です。 キエル兄弟は「海で遭難事故を見つけたら、何を置いても救助に向かうのは当たり前」と笑顔でコメントしたそうです。市内のショッピングセンターなどで披露し、観客の方から「感動した!」といった声をいただきました。 紙芝居の魅力は、語り手の生の声を聴き、想像力を働かせながら、一枚一枚の画を見て思い思いに楽しめることです。日本文化に触れるとともに、スポーツマンシップの素晴らしさを体感してほしいと思います。 問い合わせ 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室【電話】内線6312、【FAX】(50)7200 |
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