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2020年8月10日号 広報ふじさわ…市政情報
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特集 市民病院からのお知らせ 患者総合支援センターを紹介します
4月に開設した「患者総合支援センター」は、通院から入院、退院後の生活までを一貫して支援するセンターです。病院内のさまざまな部門が担ってきた業務を「入退院センター」「患者相談室」「外来・検査予約センター」および「地域医療連携室」の4部門に集約し、患者さんをワンストップで支援する体制を整え、より一層安心できる医療の提供とサービス向上に努めています。
問い合わせ 病院総務課【電話】(25)3111、【FAX】(25)3545
入退院センター
入院が決定した段階から医師・看護師による治療内容・病歴の確認や入院生活の説明、薬剤師による服薬状況の確認をします。
また、手術予定の患者さんには、麻酔や手術内容の説明、歯科衛生士による口腔(こうくう)衛生状態の確認を行うなどして、患者さんの安全・安心な入院生活と早期回復を目指し、入院から手術、退院までの一貫した支援を行っています。

術前チェックの様子
患者相談室
患者相談室には、「医療・福祉相談」「患者相談窓口」および「がん相談支援センター」があります。
病気やケガによる不安や経済的な心配を和らげ、安心して治療・療養に専念できるよう、医療ソーシャルワーカーや専門の看護師が医療や生活に関するさまざまな相談を受け、他部門と連携しながら解決に努めています。
がん相談支援センターでは、がんに関する治療や療養生活などの相談支援のほか、次の事業も行っています。
・がん患者サロン
〈毎月第3水曜日午後2時~3時30分〉
・がん体験者によるピアサポート事業
〈毎月第1・3水曜日、第2・4木曜日午前11時~午後4時〉
・社会保険労務士によるお仕事相談
〈毎月第4水曜日午前11時~午後3時〉
外来・検査予約センター
☆外来予約センター
初診患者さんと再診患者さんの予約変更業務をコールセンターに集約し、予約の待ち時間を短縮しました。
☆検査予約センター
複数の検査予約と検査内容の事前説明の窓口を集約し、患者さんの負担を軽減しました。
地域医療連携室
地域の医療機関から市民病院に紹介された患者さんに専門的な治療やより詳しい検査を提供し、症状が安定した患者さんには地域の医療機関へ逆紹介をしています。
このような患者さんの紹介・逆紹介を通し、地域の医療機関との円滑な連携を図り、地域完結型の医療を目指しています。
緩和ケアセンターもご利用ください
これまで、緩和ケア内科外来と医師・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカー・栄養士で構成した緩和ケアチームが連携し、患者さんの診療にあたってきました。さらなる診療の質の向上を目指し、地域の医療機関や訪問看護、ケアに携わる方々とのきめ細かい連携を図り、がん診療のサポートとより充実した緩和ケアを提供する「緩和ケアセンター」も4月に開設しました。
「がん看護外来」の運営も開始し、患者さんや家族の身体的・精神的な苦痛に関する相談や意思決定の支援を行っています。
受診の際はお薬手帳をお持ちください
「お薬手帳」は、薬の用法・用量を記録するための手帳です。記録を参考に、医師・薬剤師は薬の種類や使用期間などを確認し、薬の処方や服薬指導を行います。

また、複数の治療を受けている場合、医師・薬剤師は「薬の重複や飲み合わせに不都合がないか」などを確認します。
市民病院をご利用する皆さまへ
市民病院では、新型コロナウイルス感染症予防を徹底した上で、通常診療を行っています。すべての職員が手指消毒や医療用マスクの着用などの感染防止対策を徹底し、陽性の入院患者さんと一般患者さんの動線が交わらないようエリア分けを行っていますので、安心してお越しください。来院の際は、手指消毒やマスクの着用などをお願いします。
また、面会は当面の間、原則行っていません。
皆さまには、ご理解、ご協力をお願いします。
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