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浮世絵で見る丑(うし)と湘南牛(丑)の描かれた浮世絵は全国に数多く存在し、江の島と牛が描かれた作品もあります。一部を紹介します。 問い合わせ 藤澤浮世絵館【電話】(33)0111、【FAX】(30)1817 または 郷土歴史課【電話】内線6731、【FAX】(50)8432 歌川国芳 「山海名産尽 相模ノ堅魚」 この作品は各地(国)の物産をテーマとしたシリーズもので、相模国(神奈川県の旧国名)ではカツオが選ばれています。江の島の背後に富士山と暁日が描かれ、おめでたい図柄です。波打ち際には漁船が横付けされ、カツオが水揚げされています。手前の女性は牛に乗って海岸を遊覧している参拝客で、撒(ま)き銭を期待した子どもたちが集まっています。江の島の浮世絵での牛は、作品のほとんどが浜辺を背景にしており、実際に遊覧に使われていたことが、旅日記の記述などから確かめられています。 浮世絵を見てみよう藤澤浮世絵館では、牛の絵柄が入った浮世絵などさまざまな浮世絵を展示しています。見てみませんか。 とき 2月14日(日)まで 午前10時~午後7時 ※祝日を除く月曜日、1月12日(火)は休館 費用 無料 申し込み 当日会場へ
▲ 歌川国貞(三代豊国) ・三代歌川国政「題名不詳(江の島詣 牛乗り美人と若衆)」
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