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2021年2月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 2 / 25 page 〕

特集
3月1日~8日は「女性の健康週間」です!

 近年、女性の生き方が多様化し、ライフスタイルや女性を取り巻く環境が変化しています。生涯を通じて自立して充実した日々を過ごすために、健康に対して常に関心を持ちましょう。

問い合わせ 健康増進課【電話】(50)8430、【FAX】(28)2121



女性の健康


 女性のライフステージには、女性ホルモンが大きく関係しています。思春期で初経を迎え、成熟期、更年期を経て老齢期を迎える間に、ホルモンの大きな変化があります。

 ホルモンバランスの変化により、かかりやすい病気が変わっていきます。年代ごとに異なる注意点に気を付けながら、バランスの取れた食生活・運動・メンタルケアの習慣を身に付けましょう。

若い頃のやせ過ぎが及ぼす大きな影響

 若い女性に多いのが、過度なダイエットです。食事を抜いたり、必要な栄養を取らないでいたりすると、健康を損なうだけでなく、美容にも悪影響を及ぼします。

 女性に多い低血圧や貧血、加齢と共に発症する骨粗しょう症などは、若いときのやせ過ぎが関係しているといわれています。若いときから健康的な食生活を送ることが将来のためにも大切です。

 また、やせ過ぎで妊娠したり、妊娠中に十分な栄養を取れずにいたりすると、胎児の発育にも影響を与えます。妊娠前や妊娠中に適切な栄養を取りましょう。

BMIをチェックしてみましょう

 BMI【体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】が18.4以下はやせ過ぎです。定期的にチェックし、過度なダイエットに注意しましょう。

日頃から健康に気を配ることが大切です

 女性のライフスタイルは、高学歴化、社会進出、少産化、高齢化により変化していますが、体の仕組みや女性ホルモンの変動は変わりません。このため、子宮内膜症、卵巣がん、子宮体がん、乳がんなどの病気が増加しています。

 何か困った症状があったときにだけ病院にかかればよいという考えではなく、健診・検診を習慣化し、一人一人が病気の予防や早期発見を意識しましょう。

更年期からはさまざまな心身の変化があります

 40代に入ると、女性ホルモンの分泌も次第に減少し、特に閉経の前後5年間は、のぼせ、めまい、不安やイライラなど心身に変調を起こし、日常生活に支障を来すほど強い症状が現れる人もいます。つらい症状は我慢せず、迷わず受診しましょう。

 女性ホルモンには動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの増加を抑え、骨を強く保つという働きがあります。更年期以降は女性ホルモンの減少に伴い、脂質異常症や骨粗しょう症になりやすくなります。

受けよう、がん検診~自分のために 大切な人のために

子宮がん

 子宮がんには「子宮頸(けい)がん」と「子宮体がん」の2種類があります。

 子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、20~30代に増えています。多くはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で、初期には自覚症状がなく、症状が出てくる頃には進行している場合もあります。また、子宮頸がん検診では、がんになりそうな細胞の有無も分かります。20歳を過ぎたら定期的に検診を受けましょう。

 子宮体がんは、子宮の奥にできるがんで、閉経後の50~60代が好発年齢です。不正出血があった場合はすぐに受診しましょう。

乳がん

 乳がんは女性に最も多いがんで、30代から増加し、40代後半~50代前半で罹患(りかん)のピークを迎えます。乳がんは唯一自分で発見することができ、早期発見・早期治療によって治る可能性が高いがんです。若いうちから、生理後の1週間を目安に(閉経後は日にちを決めて)月1回、自分の乳房を見て、指の腹で触る自己触診を行いましょう。

 また、40歳以上の方は定期的に乳がん検診を受けましょう。

 今年度の子宮頸がん検診・乳がん検診の受診期間は、3月31日(水)までです。終了間際は混み合いますので、早めに医療機関に予約してください。



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