◎ワクチンの住民接種は高齢の入院患者からスタートします

　4月の新型コロナウイルスワクチンの住民接種は、ワクチン供給の遅れから、限られた人数にとどまる見込みです。

　そのため本市では高齢者のうち、市内の医療機関に入院している方から住民接種をスタートします（希望者のみ）。

　本市では、安心して受診できる医療体制の確保を、ワクチン接種の目的のひとつとしています。先行して始まっている医療従事者の接種に加え、重症化するリスクの高い高齢の入院患者の接種を進めることで、医療機関内での感染を少なくすることができます。

　この結果、新型コロナウイルスの感染が拡大した場合の診療体制を確保でき、入院・外来受診への心配も少なくすることができると考えています。

◎ワクチン接種のための準備を進めています

　一般の高齢者などの接種については、安心なかかりつけ医などでの個別接種を中心に行っていくための準備を進めています。

　国からのワクチン供給量が定まり次第、今後発行する広報ふじさわや市のホームページでお知らせします。

◎今回接種できるワクチンの仕組み

　今回のコロナワクチンは、メッセンジャーRNAワクチンというもので、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部がつくられ、それに対する抗体などができることで、コロナウイルスに対する免疫ができます。この情報が長期に身体の中に残ることはないと考えられています。また、このワクチンを2回接種することにより、95%の有効性で発症を防ぐ効果が認められています。

※詳細は厚生労働省・首相官邸のホームページをご覧ください

◎ワクチン接種を受けられない方

　一般に、以下の方はワクチン接種を受けられません。心配のある方はかかりつけ医などにご相談ください。

☆37.5℃以上の発熱がある方。または平時の体温と比べて発熱と判断される方

☆重い急性疾患にかかっている方

☆ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある方

☆上記以外で予防接種を受けることが不適当な状態にある方

問い合わせ

　地域保健課新型コロナウイルスワクチン接種担当【電話】内線7230、【FAX】（28）2020