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特集
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事業主区分 | 法定雇用率 |
民間企業 | 2.3% |
国・地方公共団体など | 2.6% |
都道府県などの教育委員会 | 2.5% |
一定規模以上の企業は一定割合(法定雇用率)以上の障がい者を雇用することが義務付けられています。法定雇用率は2021年3月1日から0.1%引き上げられ、対象事業者の範囲は従業員が43.5人以上に広がり、一層の障がい者雇用の促進が求められています。
障がい者雇用を進めることで、業務のマニュアル化による効率化や、働きやすい職場づくりが実現できるなど企業側のメリットも多くあります。
障がい者雇用促進事業所訪問
藤沢公共職業安定所と連携して障がい者雇用を進めるための企業訪問を行っています。雇用上の配慮事例や仕事の切り出し方、各種支援機関や助成金などについて説明します。
JOBチャレふじさわの職場見学受け入れ
雇用の検討を進める参考として、市が障がい者就労の場として設置している「JOBチャレふじさわ」で見学の受け入れを行っています。
雇用上の配慮事例を学びながら、働いている方たちの様子を見学できます。
障がい者雇用セミナー
企業からの事例発表とグループワークを通し、障がい者雇用を進める上での課題整理や解決の糸口を見つけるためのセミナーを開催します。
とき
10月19日(火)午前10時~11時
ところ
市役所本庁舎
定員
障がい者雇用を進めたい市内企業の担当者など20人(先着順)
申し込み
10月8日(金)までにEメールの件名を「中小企業セミナー申込」とし、氏名・電話番号・Eメールアドレス、企業名(所属)、障がい者雇用に関する悩みや疑問などを書いて、湘南地域就労援助センター【Eメール】syonan@denkikanagawa.or.jpへ
市では、障がい者雇用に積極的な企業に対し、感謝状を贈呈しています。
2020年度は(株)拓栄、(株)土屋製作、(有)湘南ホームフレンドの3事業所に感謝状を贈りました。障がいのある方を雇用した実績を持つ事業所の方々にお話を伺いました。
(株)土屋製作
「ここで働きたい」と納得して就職することが大切
長く障がい者雇用を進めてきた中で大切にしていることは、本人が納得して就職できる環境を設けることです。就職前の実習を丁寧に行い、「ここで働きたい」と納得して就職することで、就労後に仕事内容や職場環境に対する不一致がなく、本人だけでなく家族や支援者にも安心して働いてもらえます。
仕事内容は、金属部品の塗装です。複数人で作業することが多く、先輩社員が積極的に仕事内容を指導し、助け合いながら丁寧に仕事に取り組んでいます。現在もさまざまな特性の方々に働いてもらっていますが、それぞれが持つ力量に応じた仕事の分担や支援をすることが会社を支える大きな力に繋がっていくと思います。
(有)湘南ホームフレンド
役割分担をしてより良い就労に
障がい者雇用に取り組んだきっかけは、仕事の分業化を考えていた頃に障がい者雇用説明会に参加する機会があったことと、グループ会社で働く障がいのある方の働きぶりを見て当社でも力を発揮してもらえるのではないかと考えたからでした。
仕事内容は、入居型の介護施設の清掃です。雇用するにあたり、最初は経験や知識がないため不安もありましたが、本人や同僚とで相談しながら役割分担や仕事のやり方を定めていったところ、皆さん丁寧な仕事ぶりで貴重な人材として長く勤めてもらっています。
障がい者雇用を進める上では、企業の求める人材と求職者それぞれの希望が一致することが重要です。就労支援機関を活用して丁寧に進めましょう。
藤沢公共職業安定所(ハローワーク藤沢)
【電話】(23)8609、【FAX】(25)4714
雇用管理上の配慮に関する助言や専門機関の紹介などを行っています。障がいのある方の求人申し込みも受け付けています。
出前講座
発達障がいや精神障がいのある方を雇用している、または雇用を検討している企業に伺い、障がいの特性や必要な配慮をお知らせします。
(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 神奈川支部 高齢・障害者業務課
【電話】045(360)6010、【FAX】045(360)6011
障害者雇用納付金制度に基づく納付金の申告、調整金・報奨金などの申請受け付け、助成金の申請受け付け、障がい者雇用に関する講習などを行っています。
湘南地域就労援助センター
【電話】(30)1077、【FAX】(34)5411
雇い入れに向けた環境調整や雇用管理に関する助言などを行っています。障がいのある方の就労相談や就労後の定着支援も進めています。
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