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2021年11月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 21 / 26 page 〕

こんにちは湘南広域ニュースです

藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。

今回のテーマは「自然・紅葉」です。

藤沢市

秋空の下を彩る色とりどりのコスモス

 秋の代表花であるコスモスは、早いものは7月下旬から見頃を迎え、地域や品種によっては11月中旬まで長期にわたり見ることができます。

 市内のコスモスは10月中旬が見頃で、例年多くの方が訪れ秋を堪能する姿が見られます。遠藤地区では、2005年度から景観形成のため遊休農地を活用し、市内の若手農業者団体であるさがみ農協藤沢市青少年藤友会がコスモスを育てています。湘南大庭地区では、2015年度から藤沢市とさがみ農協藤沢市農業経営士協議会、若者しごと応援塾ユースワークふじさわが連携してコスモスを育てています。両地区ともに丹精込めて育てられたコスモスが畑いっぱいに咲き乱れ、風光明媚(めいび) な景色を観賞するだけでなく、地域社会のふれあい・交流の場としても活用されています。

 両地区では毎年コスモスの摘み取りイベントを行っていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、遠藤地区ではイベントを実施できませんでした。関係者一同、例年通りイベントを行える日が来ることを願っています。

問い合わせ

 農業水産課【電話】内線3431、【FAX】(50)8256

茅ヶ崎市

茅ヶ崎の海が作り出した自然と文化

 茅ヶ崎のシンボル「えぼし岩」。正式名称は姥島(うばじま)といいます。大小50個以上からなる岩礁群で、ひときわ目を引く最大の岩の形状が烏帽子(えぼし)(昔の公家のかぶり物)に似ているため、えぼし岩と呼ばれています。豊かな漁場であることはもちろん、観光名所としての魅力も持ち合わせています。ごつごつと大きく、インパクトのある外観をより近くで楽しみたいと、周遊船やダイビング、SUPなどをする人でにぎわっています。

 古来、人々がえぼし岩に魅了されていたことが、残された和歌からうかがえます。例えば、京都の公卿近衛某(くげこのえなにがし)の和歌「相模なる小和田が浦の姥島は たれをまつやら ひとりねをする」。京都から地方へ向かう際、一面広がる海に浮かぶえぼし岩に京都で待つ人を重ね合わせて詠んだと考えられています。この歌は伊豆漁民と小和田村民とのえぼし岩周辺の領有地を巡る争いの際に一役買ったともいわれています。1200年前から変わらず海に佇(たたず)んでいるえぼし岩は、四季を問わず茅ヶ崎が作り出した自然と文化を私たちに感じさせます。

問い合わせ

 茅ヶ崎市秘書広報課【電話】0467(82)1111、【FAX】0467(87)6345

寒川町

緑に囲まれた宮山緑地~弁財天が祭られた池

 寒川小学校北側の坂の途中に、かつて湧水をたたえた池があります。中央にある石の祠(ほこら)に弁財天が祭られていることから弁天池と呼ばれ、古くから地域の人たちに親しまれてきました。

 江戸時代初期には、この池はかんがい用水として付近の田畑を潤していたと伝えられています。宮山村の概要を記した「村明細帳」には「溜池一反二畝(約1200m2)」と記されていて、幕末の宮山村の絵図にも渦巻き状の池の絵が描かれています。現在、池の周りは多くの木々に覆われ、秋にはもみじが素晴らしく、安らぎの散策路となっています。

問い合わせ

 寒川町広報戦略課【電話】0467(74)1111、【FAX】0467(74)9141



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