特集 3月1日~7日は春の火災予防運動期間です
春は空気が乾燥し、火災が起こりやすい季節です。火の取り扱いに十分注意し、火災予防に努めましょう。
問い合わせ 予防課【電話】内線8124、【FAX】(25)5301
電気器具の火災が増えています
電気機器や配線器具は日常生活で欠かせない物ですが、誤った使い方や不注意により火災につながる恐れがあります。定期的な点検や清掃を行い、電気器具を正しく使いましょう。
身近な家電が火災の原因に
◎扇風機や電気ストーブなど季節を限定して使用する電気器具は、毎年使用する前に点検しましょう。使用中に普段と違う音や動きに気付いたら、すぐに使用を中止してください
◎電気器具を本来の目的以外で使用すると、火災の原因となる恐れがあります。電気ストーブの近くで洗濯物を乾かしていて火災になったケースもあります
◎アイロンやヘアードライヤーなどのスイッチを切り忘れると、火災の原因となる恐れがあります。使用しないときはスイッチを切り、コンセントも抜きましょう
コンセントからの発火に注意
◎たこ足配線は止めましょう。テーブルタップの容量を超えて使用すると、器具の劣化を早めて発火する恐れがあります
◎コンセントの差し刃の間にホコリや毛などが溜まると、汚れが湿気を帯びて通電し、発火することがあります。コンセントは乾いた布で拭くなど定期的に清掃しましょう
◎コードを束ねたり、重い物を乗せた状態で使用したりすると、コードに負荷が掛かり、発火する恐れがあります
リチウムイオン電池も火災の原因に
市内では年間1、2件程度、リチウムイオン電池が原因の火災が発生しています。火災原因は、充電方法の誤りや外部からの衝撃のほか、製品の不具合によるものが報告されています。充電や使用の際は、目の届く場所で行いましょう。
破棄する際は、可燃ごみや不燃ごみとして捨てると回収時に火災となる場合があるので、正しく破棄しましょう。
お墓参りでの火の取り扱いに注意しましょう
市内では例年、空気が乾燥している彼岸前後に、墓地での火災が多く発生しています。
主な原因は、線香などに火を付けた後、移動中や風により火種が落下したり使用した新聞紙(着火物)などが風で飛んだりして、周辺の草木に燃え移ることと考えられます。
火の付いた線香は風が強く吹くと、炎が激しく燃え上がることがあります。空気が乾燥している気象状況では、枯れた草木は非常に火が付きやすく、周囲に拡大するのも早いため大変危険です。
注意するポイント
◎強風時は、線香をあげることを控えるか、最後まで火が燃え尽きたことを確認しましょう
◎線香に火を付けるときは、衣服・可燃物、周囲の草木へ燃え移らないように注意しましょう
◎火の付いた線香や、線香の燃えかすの落下に注意しましょう
◎線香と他の供花や供物の距離を十分に離しましょう
◎消火用の水(手桶など)を必ず準備しましょう
火災が発生したらすぐに119番通報してください。
消火が困難な場合は避難を優先してください。
お家の防火対策をセルフチェック
□火災の原因となる危険な箇所がないかチェックし、お家の防火対策を見直してみませんか。
□住宅用火災警報器を設置し、定期的に点検をしている
□燃えやすい物を家の周りに置いていない
□寝たばこはしていない
□調理中にこんろのそばを離れたり、こんろの周りに燃えやすい物を置いたりしていない
□火をつけたままストーブの給油をしていない
□消火器を設置し、使い方を知っている
□寝具やカーテンは防炎品を使用している
藤沢市防火推進員になりませんか
1年間に10回程度の消防主催行事や体験研修などを通じて、火災・救命・防災の知識や技術を学びます。
任期
4月1日から1年間
内容
防災リーダー研修、消防署・消防関連施設見学、出初式や火災予防キャンペーン参加など
※謝礼あり
対象・定員
市内在住で、任期開始時点で65歳以下の方20人(先着順)
申し込み・問い合わせ
3月11日(金)までに電話またはファクス・Eメールの件名を「防火推進員応募」とし、住所・氏名・電話番号を書いて、予防課【Eメール】fj-yobou@city.fujisawa.lg.jpへ
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