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2022年3月25日号 広報ふじさわ…市政情報    〔 2 / 23 page 〕

特集
点字図書館で点訳ボランティアを始めませんか

 点字図書館は視覚に障がいのある方のための図書館で、多くのボランティアに支えられて運営しています。誰もが読書を楽しめる環境をつくるために、点訳ボランティアを始めませんか。

問い合わせ 点字図書館【電話】(44)2662、【FAX】(44)2388



点字図書館とは

 総合市民図書館内にある、視覚に障がいのある方向けの図書を製作・貸し出し・紹介している図書館です。

 教養講座や副音声付映画会、点字競技会といった講座やイベントも開催しています。



利用できる対象者は?

 市内在住・在勤・在学で視覚障がい1~6級の身体障がい者手帳をお持ちの方が利用できます。

 利用条件など詳細はお問い合わせください。



どんな図書があるの?

 さまざまな分野の点字図書、音声デイジー図書(音声CD)、カセットテープ図書を所蔵しています。

 所蔵していない図書は全国の点字図書館から取り寄せることができます。

ボランティア・利用者の声

点訳ボランティアを始めて8年になります

 元々俳句が趣味で、俳句を点訳してみたくてボランティアを始めました。国文法は得意ではなかったけれど、学ぶうちに理解が深まり、面白いと感じるようになりました。点訳を通して、興味がなかった分野の本に触れる機会も増え、自分の世界が広がりました。点訳ボランティアは自宅で自分のペースでできるので、取り組みやすいと思います。

点字図書を長年読んでいます

 65歳で失明し、1年間点字を勉強して読み書きできるようになりました。最初は童話を読みましたが、慣れてきたころ川端康成に挑戦しました。読み始めは苦労しましたが、読み終えたときは嬉しく達成感がありました。これからもいろいろな本を点訳してもらえるとありがたいです。視覚障がいのある方には、もっと点字図書を読んでほしいです。

点字指導で点字を勉強しています

 中途失明で、点字図書館のイベントに参加して点字を知りました。週に1度、点字の読み書きを教わり、手紙のやりとりや絵本を読むことができるようになりました。今はスマホの読み上げアプリなど、読書を楽しむ方法はいろいろありますが、点字図書は指先から物語の面白さや奥深さが伝わってくるのが魅力です。

ボランティア活動を始めませんか

 ボランティアとして活動するためには、ボランティア基本講習会を修了し、各専門講座の受講が必要です。

(ア)ボランティア基本講習会

とき

 5月13日~6月17日毎週金曜日午後1時~4時30分、全6回

ところ

 総合市民図書館

対象・定員

 視覚障がい者に対するボランティア活動に参加できる方25人 (先着順)

(イ)点訳ボランティア講習会

とき

 7月1日~2023年2月24日原則金曜日午前9時30分~正午、全24回

※事前説明会〈4月15日(金)〉あり

ところ

 総合市民図書館

対象・定員

 視覚障がい者に対する点訳図書の製作活動に関心がある方10人(選考)

申し込み・問い合わせ

4月1日(金)から(ア)は20日(水)、(イ)は8日(金)までに点字図書館へ

ボランティアが活躍しています


本の点訳はパソコンを使い、主に自宅で作業します。職員やボランティア同士で協力して製作を進めます


完成した点字図書は多くの方に利用されています

点字は6点で表す文字

 視覚に障がいのある方が文字を読んだり、書いたりする時に使います。

「ありがとう」を
点字にすると…

あ り が と ー

点字版広報ふじさわ・声の広報をご利用ください

 視覚障がいのある方や見えづらい方のために「点字版広報ふじさわ」と「声の広報」を発行しています。利用を希望する方は広報シティプロモーション課【電話】内線2121、【FAX】(24)5929へご連絡ください。

◆点字版広報ふじさわ

 広報ふじさわの内容を全面点訳し、点字版を作成しています

◆声の広報

 広報ふじさわの内容を音声化し、カセットテープ版、一般用CD版、音声デイジー版(音声CD)の3種類を作成しています

※市のホームページでは、「声の広報」をポッドキャストでも配信しています。簡単な操作で聞くことができますのでご利用ください



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