「藤沢マイスター」の決定について（2014年10月20日記者会見・項目2）

　2013年度から実施しております「藤沢市マイスター事業」において、技能伝承の先導者に相応しい「藤沢マイスター」に、今年度新たに3名の方々を選定いたしました。なお、本日はこの記者会見終了後、認定者の栄誉を称え、『藤沢マイスター認定式』を開催させていただきますので、よろしくお願いいたします。

　それでは始めに、「藤沢市マイスター事業」について、ご説明いたします。

　本市では、多くの技能者や技術者が活躍されており、こうした技能や「ものづくり」の土壌は、本市の貴重な財産であることから、その伝承に取り組み、次世代に引き継ぐことを目指し、事業を実施しております。

　この事業に欠かせない「藤沢マイスター」は、技能者・技術者の中で、特に優れた技能を持ち、市民生活や産業の発展を支えている方を最高峰の匠として認定するものです。

　認定後につきましては、「藤沢マイスター」それぞれの特色を生かした実演イベント等を開催することにより、匠の技能を市民に広くお知らせしています。更に今後につきましては、教育の場においても、児童生徒に将来の職業選択の一助となる講演会等を開催してまいりたいと考えております。

　続きまして、今年度の「藤沢マイスター」の選考経過をご説明いたします。

　始めに、応募状況でございますが、市内在住在勤の方々から候補者の募集を行い、幅広い分野から、それぞれが大変素晴らしい技能を持った10名の方々の応募がございました。

　次に、審査状況でございますが、学識経験者等で構成する「藤沢市マイスター選考委員会」を設置し、応募者について、厳正な審査による選考を行っていただきました。その結果、「藤沢マイスターに相応しい方」をご推薦いただきましたので、それを基に、最高峰の匠「藤沢マイスター」3名を決定いたしました。

　それでは、発表いたします。この度、「平成26年度・藤沢マイスター」に認定いたしますのは、一人目は、美容師の川部智文様です。川部様は、カット・スタイリング技能に卓越した技能を保持されています。

　二人目は、建築大工の小嶋勇様です。小嶋様は、ノコギリ、カンナ、ノミなど、昔ながらの道具を使った大工作業に卓越した技能を保持されています。

　三人目は、和菓子製造の宮崎昇様です。宮崎様は、上生菓子、工芸菓子の製作に卓越した技能を保持されています。

　いずれの方も、業界内では高い知名度を誇り、第一線で活躍されておられます。なお、皆様の略歴等につきましては、資料に記載させていただいておりますのでご参照ください。

　なお、今年度の認定者の皆様を加えますと、6職種6名の方々を「藤沢マイスター」として認定しております。

　以上で、「藤沢マイスターの決定について」の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

資料

記者会見資料（PDF：14KB）

認定者プロフィール（PDF：5KB）

この件に関するお問い合わせ先

産業労働課労政担当　内線6491