広報ふじさわ2013年7月25日号

<特集>紹介します! 魅力いっぱいの13地区
〜知って実感、「郷土愛あふれる藤沢」

 藤沢市は、東京から50キロ圏に位置し、美しい湘南海岸に面する、気候温暖な住みやすいまちです。遊行寺・藤沢宿や江の島を中心に歴史文化財が遺(のこ)され、4つの大学が立地するなど、歴史と文化の薫るまちでもあります。また海水浴客も含め、年間観光客数が1,500万人を超える四季を通じた観光都市となっています。

 本市では、13地区ごとに地域コミュニティーが形成され、各地区において、伝統文化・景観・自然環境などの地域の特性を生かした個性あるまちづくりを、市民と行政が協働しながら推進しています。

 各地区の歴史や特色、名所や伝統文化、イベントなど地域の魅力をご紹介します。

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片瀬 歴史の薫りと潮の香りがただようふれあいのまち 片瀬・江の島


江の島から望む江の島参道・江の島大橋


片瀬こま

◎こんな地区です

 片瀬地区は、江の島をはじめ湘南の海などの自然環境に恵まれ、首都圏有数のレクリエーション拠点として本市をイメージする地域の一つとなっています。

 江戸時代には江の島詣で旧道沿いがにぎわい、中世期からの社寺など有形無形の文化財がまちの中に数多く残る、歴史と文化のまちでもあります。

◎地区の自慢

☆片瀬山から一望できる湘南の街並みと富士山

☆江の島詣での原点、日本三大弁財天の江島神社と岩屋洞窟・稚児ヶ淵

☆美しい花々が咲き誇る江の島サムエル・コッキング苑

☆東京オリンピックのヨットレース会場となった江の島ヨットハーバー

☆常立寺境内の見事なしだれ梅

☆県下唯一の五重塔がある五頭龍伝説の舞台のひとつ龍口寺

☆新鮮な海の幸を提供する片瀬漁港朝市

☆わくわくドキドキ冒険、新江ノ島水族館

☆マリンスポーツでにぎわう日本屈指のリゾート海岸、片瀬海岸東浜・西浜

◎地区のイベント

 全国的な観光地として江の島天王祭、龍の口竹灯籠、諏訪神社例大祭や花火大会など、四季を通じてさまざまなイベントでにぎわっています。

◎地区の取り組み

 片瀬こまや片瀬餅つき唄など民俗文化の保存・普及といったさまざまな地域活動への支援、歴史ある江の島道の整備や地域の人材・情報バンクセンターなどの事業について、片瀬・江の島まちづくり協議会(片瀬地区郷土づくり推進会議)が核となり地域で活動する方々をつなぎながら片瀬らしい郷土づくりの取り組みを行っています。

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  • 鵠沼 緑と海と人が輝くまち「湘南ふじさわ鵠沼」


    貴重な文化財である人形山車(皇大神宮の例祭)


    鵠まつりの様子

    ◎こんな地区です

     鵠沼地区は、JR藤沢駅をはじめ小田急線、江ノ島電鉄線の8つの駅と多くの商店街があり、約5万5千人と13地区最大の人口を有する地区です。明治中期以降、鉄道の開通を契機に、別荘地、保養地、住宅地として開発が進みました。また明治から昭和にかけて、多くの文化人が滞在するなど、歴史と文化のまちとして発展しました。

     富士山を望む鵠沼海岸は、サーフィンやビーチバレーなどマリンスポーツの国内発祥地であり、多くの海水浴客が訪れる観光地でもあります。

    ◎地区の自慢

    ☆中華人民共和国の国歌を作曲した聶耳(ニエアル)の記念碑があります

    ☆皇大神宮の例祭では市重要有形民俗文化財の人形山車が集まります

    ☆鵠沼橘市民の家は昭和初期の洋風建築で、国登録有形文化財です

    ☆鵠沼海岸では、時期によりダイヤモンド富士を見ることができます

    ☆別荘地の面影が松と玉石垣の街並みとして残っています

    ☆鵠沼かぼちゃの生産地です

    ☆今年度10周年を迎える「鵠沼郷土資料展示室」では、鵠沼の郷土資料を収集し、市民の手による企画展を年3回実施しています

    ◎地区のイベント

     4月…鵠(くぐい)まつり、5月…みらい子どもフェスタ、7月…Yワイまつり、8月…皇大神宮例祭・鵠沼伏見稲荷例大祭・賀来神社例大祭・ビーチバレージャパン、10月…鵠沼地区公民館まつり・SLまつり、12月…クリスマスイルミネーション

    ◎地区の取り組み

     海に接し、平坦な地形が多い鵠沼地区は、東日本大震災以来、津波対策の強化は喫緊の課題です。市と地域が連携し、今後も津波避難の取り組みを進めていきます。

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  • 辻堂 歴史と緑と潮風のかおる、健やかなまち“湘南辻堂”


    勇壮な人形山車が並ぶ諏訪神社例大祭


    辻堂海岸から望む富士山

    ◎こんな地区です

     辻堂地区は、南は湘南海岸を臨み、気候温暖で風光明媚(めいび)な海沿いの地区です。現在の中心地はJR東海道線の辻堂駅ですが、昔の辻堂村は宝泉寺、諏訪神社近くの「四ツ角」を中心に集落が形成され、それが辻堂の地名の由来といわれています。今その面影はありませんが、昔は地区の南側一帯に砂丘が広がっており、有名な「浜辺の歌」(作詞:林古渓)は辻堂海岸の風景を歌ったものとされています。

    ◎地区の自慢

    ☆湘南の原風景が残る辻堂海岸では、江の島、富士山、烏帽子岩、サーフィン、地引き網を見ることができます

    ☆引地川緑道や海岸の防砂林のほか、張り出した松と調和した街並みや、クスノキのある海浜公園通りなど、緑豊かな景観が広がっています

    ☆宝珠寺や宝泉寺、諏訪神社など多くの名所・旧跡が現存しています

    ☆JR辻堂駅は地元で費用を全額負担した、日本で最初の請願駅です

    ◎地区のイベント

     7月…諏訪神社例大祭(市有形文化財:人形山車)、8月…辻堂海浜公園「辻の盆」、10月…辻堂公民館まつり

    ◎地区の取り組み

     旧松下工場跡地では、パナソニックが中心となって、「Fujisawa サステイナブル・スマートタウン」の整備が進められています。また東日本大震災を契機として津波への関心が高まっているため、辻堂地区郷土づくり推進会議や地区団体などで、防災対策の検討を行っています。

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  • 村岡 ふれ愛 ささえ愛 絆ではぐくむ“輝(き)ら里(り)” むらおか


    たくさんの緑に囲まれた新林公園


    本在寺公園から望む富士山

    ◎こんな地区です

     村岡地区には、平安時代に平良文が戦勝祈願のために宮前に建てた御霊神社や良文の居城跡といわれる村岡城(現在は城址)など多くの史跡が点在しています。

     現在は、1960年代以降の工場進出や土地区画整理事業により宅地化が進む一方、川名清水谷戸や新林公園には多くの自然が残されており、四季を通じて歴史・文化や自然に触れることができるまちです。

    ◎地区の自慢

     1495年、北条早雲の菩提を弔うために寺院として開創した天嶽院や1505年創立と伝えられる二伝寺などの史跡のほか、市内街区公園では最も標高の高い海抜約67mからの眺望が人気の本在寺公園などが憩いの場となっています。

     また市の無形文化財に指定されている川名屋台ばやしなどの伝統芸能も受け継がれています。

    ◎地区のイベント

     村岡地区には、昔ながらの神社仏閣を中心としたお祭りが根付いており、地域の特色となっています。

     また毎年1月1日には、村岡七福神などを巡る元旦歩行大会が行われ、秋には自治町内会、諸団体、公民館利用サークルと連携して村岡ふれあいまつり(公民館まつり)が開催されます。

    ◎地区の取り組み

     村岡地区では、昔ながらの人と人のふれあいを大切にした、安全・安心なまちづくりを進めるとともに地域の活性化を図るため、地区自治町内会連合会や郷土づくり推進会議と連携し、地域防災力の向上や犯罪の防止などに取り組み、将来にわたって住み続けたいまちを目指しています。

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  • 藤沢 歴史と文化が息づく、湘南藤沢の都心部拠点


    旧藤沢宿の面影が残る建物


    夏のイベント「遊行の盆」

    ◎こんな地区です

     藤沢地区は、市内13地区の中で2番目に人口の多い地区です。

     鎌倉時代に「清浄光院」(遊行寺)が創設されて以降、門前町として発展しました。江戸時代には東海道五十三次の宿駅となり、江の島、鎌倉、大山などへの参詣客や観光客が訪れ、門前町から宿場町へと大きく発展しました。

     現在はJR藤沢駅と小田急江ノ島線藤沢本町駅など、アクセスや利便性の高さから、商店街やオフィス、行政施設や教育施設、医療施設など文化・教育・歴史・医療が調和した地区となっています。

    ◎地区の自慢

     遊行寺をはじめ白旗神社など、歴史的価値のある神社仏閣や、宿場町時代の姿を残す土蔵や商家建物など、歴史的文化財が多く点在しています。また、古くから桜の名所として知られている伊勢山公園は、地元の皆さんに親しまれています。

    ◎地区のイベント

     旧藤沢宿を舞台とした遊行寺の「遊行の盆」や源義経をまつる白旗神社での「白旗まつり」は、古くからの歴史的背景を活かし、地域の方はもとより、市外からも多くの観光客が訪れ、にぎわいをみせています。

     大清水地区の「アジサイまつり」では、境川両岸を美しいアジサイが彩り、地域の方や地元の学校による模擬店やイベントが開催されます。

    ◎地区の取り組み

     鎌倉時代には門前町として栄え、江戸時代には東海道の藤沢宿として発展した歴史・文化などの地域資源を活かしながら、安全で安心な住みよいまち、便利で住みよいまち、地域のコミュニケーションや絆が深いまちなど、“昔も今も藤沢の中心地”としてより実感できるまちづくりを進めていきます。

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  • 明治 明るく楽しい未来を創るまち 明治


    明治地区から望む田園風景


    耕余塾の跡地

    ◎こんな地区です

     明治地区は、市の鳥カワセミを見ることができる引地川緑地、城南の斜面緑地が一体となり、地区の象徴となる緑が形成されています。

     近年の関東特殊製鋼跡地の都市再生事業である湘南C-Xによる新たなまちの形成や、大型ショッピングセンターの進出は、今後のまちづくりを方向付ける大きな要素となっています。また地域団体やサークル・ボランティア活動が活発な地区でもあります。

    ◎地区の自慢

     歴史的遺産としては、本市の教育文化発祥の地として誇ることのできる「耕余塾」をはじめ、国の重要文化財であり、藤沢七福神の1つである「養命寺」、かつての大山詣での起点を記す大山街道道標や鳥居などが、地区の貴重な財産となっています。

     「耕余塾」は、1872年に羽鳥村名主の三觜八郎右衛門が、私財を投じて小笠原東陽を招き、読書院を開き、教育を行ったのが始まりです。多くの塾生がここに学び、かの宰相吉田茂をはじめ、数々の実業家を生み出し、日本の発展に多大な功績を残しました。当時の史料は住民の手で集められ、明治市民センター2階の明治郷土史料室で展示しています。

    ◎地区のイベント

     10月…明治地区ふるさとまつり、通年…明治郷土史料室での展示

    ◎地区の取り組み

     「過去には感謝を現在には信頼を未来には希望を」
    歴史的資産にも恵まれ、風光明媚な地域、多くの方が訪れにぎわう湘南C-X。今後も地区の特性に応じた、よりよいまちづくりを進めていきます。

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  • 善行 みんなが元気で、誰にもやさしい 坂のまち


    善行の昭和史を見つめ続けた洋館「グリーンハウス」


    だがしや楽校@善行「おばあのだがしやさん」

    ◎こんな地区です

     善行地区は、台地と谷あいが織りなす起伏に富んだ地形をしており、緑豊かな自然と景観に恵まれた坂道に象徴されるまちです。

     善行は、もともとは藤沢宿の最北端にある農村集落でしたが、1960年代に都市基盤の整備が始まり、住宅開発と周辺環境の整備が行われる傍ら、緑と自然の保全にも配慮されたまちになっていきました。

     まちづくりに欠かせない「ひと」の活動も活発です。かつて「ゆい仕事」と呼ばれたボランティアの精神は、善行のひとからひとへと脈々と引き継がれ、独自の積極的な取り組みが進められています。

    ◎地区の自慢

    ☆グリーンハウス…県立体育センターに残存する旧藤沢カントリー倶楽部のクラブハウス。今も変わらない凛としたたたずまいは、数々の映画のロケにも使われています

    ☆石川丸山谷戸…藤沢の三大谷戸の一つ。ボランティアや地域住民が保全や再生に取り組んでいます。隠れたホタルの名所です

    ◎地区のイベント

     3月下旬…だがしや楽校@善行、毎月1回…善行雑学大学

    ◎地区の取り組み

     都市基盤の老朽化や少子高齢化などの影響で、地域のニーズも多岐にわたっています。まちもひとも元気に、誰にもやさしいまちづくりを推進していきます。

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  • 湘南大庭 住みたい、住み続けたいまち、湘南大庭


    鮮やかに咲き誇るあじさい(引地川親水公園)


    リニューアルされた遊具が並ぶ大庭城址公園

    ◎こんな地区です

     湘南大庭地区は「都市と自然が調和するまち」です。地区の南北を貫くけやき通りは地域の皆さんに親しまれており、自然豊かな場所や、歴史的文化財も数多く残されています。

    ◎地区の自慢

     1972年の西部土地区画整理事業の着手以来、良好な住宅街と商業施設が整備されるとともに、26カ所の緑あふれる公園と街路樹により、自然を身近に感じることができる街並みが形成されています。また地区の東側にはのどかな田園風景が広がり、住宅街との美しいコントラストも、地区の魅力の一つになっています。さらに、大庭城址公園や舟地蔵公園、バードウオッチングが楽しめる裏門公園、戦国時代の悲しい伝説が残る舟地蔵など地区を代表する名所が多く存在します。

     小学生を中心とした「ポイ捨て無くし隊」、青色回転灯装備車パトロール、「落書き消し隊」などの活動も盛んに行われています。

    ◎地区のイベント

     4月…春一番の音楽会、6月…健康まつり・ふれあいフェスタ、7月…子どもまつり、10月…ふるさとまつり・福祉バザー、1月…どんど焼き、3月…遊ing西高

    ◎地区の取り組み

     湘南大庭地区では急速に高齢化を迎えつつあることから、福祉や健康への関心が高まっています。けやき通り東側の歩道には、ウオーキングなどの目安となる「健康ウォーキング距離表示板」が、市民センターを起点として約200m間隔で設置されています。ウオーキングをしながら、湘南大庭地区の緑豊かな住宅街、公園、文化財などを肌で感じてみてはいかがでしょうか?

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  • 六会 素的なふるさと六会


    日大キャンパス内の桜並木


    夏の夜を彩る湘南ねぶた

    ◎こんな地区です

     六会という名前の由来は、1889年に亀井野・石川・西俣野・円行・今田・下土棚の6つの地区による六会村が誕生したことによります。六会村は1942年に藤沢市と合併しました。1960年代以降、住宅地として発展を始め、現在では自然環境に恵まれた緑豊かな居住環境を形成しています。日本大学生物資源科学部、日大藤沢高校・中学校をはじめ、多摩大学、藤沢工科高校、藤沢養護学校があるなど、学園都市としての顔を持ちます。引地川、境川、谷戸、湿地、農地などの豊かな自然が作り出す美しい景観も、地区の特徴です。

    ◎地区の自慢

    ☆日本大学の建物は地区のランドマークとなっています。校内は緑豊かで、特に春の桜は見事です

    ☆雲昌寺は鎌倉時代に瑞龍寺として建立された歴史あるお寺です。風格のある門構えが旧街道になじんでいます

    ☆広大な畑で特産品のキャベツ、トマト、キュウリなどの湘南野菜が生産されています。2010年に大型農産物直売施設「わいわい市」が開店しました

    ◎地区のイベント

     8月…湘南ねぶた、9月…六陵祭(六会中学校)、10月…六会公民館ふるさとまつり

    ◎地区の取り組み

     「素的なふるさと六会」をテーマに地域力を活かしたまちづくり活動が進められています。六会日大前駅東口では、郷土づくり推進会議が中心となって駅前広場ロータリーの植栽帯の手入れを行っているほか、広場には花壇の設置を計画しています。また自治会連合会では、災害時における遠距離地域との支援関係が重要と考え、2012年2月に新潟県柏崎市北条地区と地域間交流の覚書を結ぶなどの取り組みを行っています。

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  • 湘南台 文化と自然がひろがる活気に溢れたまち 湘南台


    湘南台ファンタジアのにぎやかなパレード


    七夕コンサートの演奏風景

    ◎こんな地区です

     湘南台地区は、東西を境川と引地川に挟まれ、区画整理事業により住宅地として開発された比較的新しいまちです。1966年に小田急線「湘南台駅」が開設され、99年には横浜市営地下鉄と相鉄線が乗り入れ、現在は市北部のターミナル駅として活況を呈しています。

    ◎地区の自慢

     湘南台には、緑豊かな自然が残る暮らしやすい環境が整備されています。湘南台文化センターや総合市民図書館などの文化施設、湘南台公園や梅と竹林が広がる円行公園などの多くの公園、由緒ある東勝寺や鯖(さば)神社などの寺社が点在し、春には境川サイクリングロードや引地川両岸に桜が咲き誇ります。現在、県が今田遊水地、下土棚遊水地の整備を進めており、湘南台地区に新しい魅力が加わる予定です。

    ◎地区のイベント

     5月…引地川鯉流し、7月…湘南台七夕まつり、8月…引地川灯籠流し、9月…湘南台子育て応援メッセ、10月… 藤沢市民まつり湘南台ファンタジア・湘南台まつり、11〜1月…イルミネーション湘南台、12月…キャンドルナイト湘南台

    ◎地区の取り組み

     湘南台地区郷土づくり推進会議では、湘南台の魅力を満載した「湘南台マップ」を作成し、地区内に配布しました。今後、今田遊水地や下土棚遊水地の完成に合わせて、自然や文化を感じる「川と緑と文化の散歩道」の実現に向け、地域が一体となって取り組んでいく予定です。

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  • 長後 さぁつくろう!まちの輪・ひとの和・みどりの環


    長後で産まれたぶどう「藤稔」


    地域に伝わる郷土芸能

    ◎こんな地区です

     長後地区は、みどり豊かな自然と穏やかな風土に育まれ、四季折々にさまざまな景色を楽しむことができます。かつて「長後宿」と呼ばれた頃には大山道と滝山道が交差する要衝として栄えたことから、現在も歴史情緒あふれる街並みを残しています。

    ◎地区の自慢

     長後地区では農業が盛んで、梨やぶどうをはじめとしたさまざまな果物や旬の野菜などが栽培され、直売所も数多くあります。長後で産まれたぶどう「藤稔(ふじみのり)」は大粒で糖度が高く、市内をはじめ多くの方々に愛されています。

     また、まつり囃子(ばやし)・獅子舞などの郷土芸能も地域の方々の力により伝承されています。

    ◎地区のイベント

     5月…長後まつり、6月…長後子育てメッセ、10月…長後地区ふるさとまつり、11月…地産地消イベント「長後を食べよう!」、3月…おとしよりのつどい

    ◎地区の取り組み

     これまで長後を育んだ歴史・文化を継承しながら、地域が一体となりまちづくりに取り組んでいます。

    ☆安全・安心ステーション…地域防犯活動の拠点として自主防犯組織と連携を図りながら、パトロール活動などを進めています

    ☆長後くらしのサポートセンター…高齢社会に適応した地域住民への生活支援や配食、商店街と連携した買い物サービスなどを行っています

    ☆ちょうご見守りネットワーク…高齢者が住み慣れた地域で安心して生活することができるシステムとして、見守りの輪を広げています

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  • 遠藤 新たな時代を拓く「健康と文化の森」を創造し“人と自然がいきづくまち”夢のあるまち遠藤をめざします


    遠藤竹炭祭


    遠藤あじさいまつり


    小出川彼岸花まつり

    ◎こんな地区です

     遠藤地区は、農地が多く、都市部に比べのどかな雰囲気のある地区です。豊かな自然が残されており、この環境を守り育てる活動を続けてきました。これらの活動を多くの方に見ていただきたいと、遠藤三大まつりとして「竹炭祭」「あじさいまつり」「小出川彼岸花まつり」が開催され、市内外から大勢の観光客が訪れています。豊かな自然を堪能できる、北部地域の新しい観光地として注目を集めています。

    ◎地区の自慢

    ☆遠藤の彼岸花

    ☆小出川 花とせせらぎの道(あじさいロード)

    ☆遠藤笹窪谷(谷戸)

    ☆慶応大学湘南藤沢キャンパス

    ☆御嶽大神

    ☆宝泉寺☆ささら踊り

    ☆焼き米搗き唄

    ☆「わがまち遠藤」ポスターコンクール

    ◎地区のイベント

     4月…遠藤竹炭祭、6月…遠藤あじさいまつり、7月…御嶽大神夏祭り・慶応義塾大学七夕祭、8月…えんどう夏祭り、9月…小出川彼岸花まつり・御嶽大神秋祭り、10月…レクリエーション大会・文化祭、12月…遠藤朝市

    ◎地区の取り組み

     昔からの風習を大事にし、本市初の無形文化財である「ささら踊り」、新たな無形文化財指定を目指す「焼き米搗き唄」が地域の行事で披露され、子どもたちとの交流を深めながら、地域文化の継承に取り組んでいます。また都市公園化を目指す「いけのかしら公園」や小出川のあじさい・彼岸花の自主管理、地域のお祭りへの積極的な取り組みなど、地域の絆を身近に感じる環境も遠藤地区の魅力の一つです。

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  • 御所見 住んで、見て、歩いてわかるまちの良さ=地域資源を活かし、北部新中心拠点を目指します


    「うえきち」くん


    打戻から望むダイヤモンド富士

    ◎こんな地区です

     御所見地区は、用田・葛原・菖蒲沢・打戻・獺郷・宮原の6地区から構成されています。御所見地区の地区名は、葛原親王の末裔である垂木主膳正従四位下長田武蔵守平忠望が、葛原(かつらはら)に垂木御所と呼ばれる屋敷を構え、この屋敷を菖蒲沢の塚から展望できたのでこの塚を「御所見塚」と呼ぶようになったことが由来とされています。

     自然があふれる御所見地区は植木・花のまちとしても有名で、市民公募により選出された「うえきち」くんが、御所見地区のマスコットキャラクターとして活躍しています。

    ◎地区の自慢

    ☆御所見からの富士山…さまざまな場所から富士山を見られます。3月ごろに打戻からダイヤモンド富士が見られることもあります

    ☆小出川彼岸花まつり…毎年、小出川では、本市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で、「彼岸花まつり」を開催しています

    ☆養豚…藤沢産の大半が御所見で飼育されています

    ☆ファーマーズマーケット「ごしょみーな」…御所見地区の生産者が作った、安心安全な農作物・加工品を直売しています

    ◎地区のイベント

     7月…福祉チャリティ「御所見夏まつり」、9月末〜10月初旬…2市1町事業「小出川彼岸花まつり」、10月…JA共催事業「文化祭」、11月…子どもたちの郷土散策・伝承遊び「御所見ユースデイ」

    ◎地区の取り組み

     地区内全てにハイキングコースがあり、懐かしい田園風景、手入れの行き届いた花や植木などを楽しむことができます。さらに地区内の魅力が満載の「ぶら〜り御所見!ふるさと発見 総合マップ」を作成しています。ぜひ、このマップを片手に御所見を散策してみてください。地域で育てたおいしい農作物の情報も掲載されています。

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  • 藤沢のイベント夏

     藤沢らしさや魅力を発見できる、夏のイベントを紹介します。先人から大切に伝えられてきた行事、地域の人の手で作りだされた新しいイベントを家族や友人同士で楽しんで、郷土愛を深めてみませんか?

    7月

    26(金)〜28日(日)

    第8回藤沢宿・遊行の盆〈遊行寺〉

    8月

    8月1日(木)〜31日(土)

    あんどん物語〈藤沢駅周辺〉

    8月1日(木)〜9月1日(日)

    江の島灯籠2013〈江の島サムエル・コッキング苑・江の島島内各所〉

    3日(土)

    龍の口竹灯籠〈龍口寺境内〉

    4日(日)

    世界一大きい金魚すくい〈藤沢駅北口銀座通り〉

    10(土)〜11日(日)

    ビーチバレー湘南〈鵠沼海岸ビーチバレー常設コート〉

    16(金)〜18日(日)

    ビーチバレージャパン〈鵠沼海岸ビーチバレー常設コート〉

    17日(土)

    皇大神宮人形山車〈鵠沼皇大神宮〉

    20日(火)

    納涼花火〈片瀬海岸西浜〉

    20日(火)

    藤沢市果樹品評会

    22日(木)

    遊行寺薪能〈遊行寺〉

    23日(金)〜27日(火)

    諏訪神社例大祭〈片瀬諏訪神社〉

    24日(土)〜25日(日)

    辻堂ファイトまつり〈神台公園(シークロス公園)〉

    24日〜25日

    湘南ねぶた〈六会日大前駅周辺〉

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