広報ふじさわ2015年8月25日号

みんなで進めよう!
ワーク・ライフ・バランス

 仕事・家庭・地域のバランスが取れた生き方を目指す「ワーク・ライフ・バランス」について、基本的な考え方や市内企業の取り組みを紹介します。

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「ワーク・ライフ・バランス」とは?

 ワーク・ライフ・バランスとは、仕事・家庭・地域という3つのバランスを重視した多様な生き方・働き方を互いに理解し、尊重し合う社会の実現を目指すものです。

 仕事に責任とやりがいを持って取り組みながら、家庭や地域での生活や自己啓発などのプライベートな部分も充実させるという考え方は、企業にとっても優秀な人材の獲得や定着につながるものとして注目されています。

市でも推進しています

 市では「ふじさわワーク・ライフ・バランス推進会議」を設置し、労働団体、経済団体、企業、学識者などが連携し、本市におけるワーク・ライフ・バランスの推進について議論を行っています。

学生向けパンフレットを配布します

 ブラックバイトなど、不当な労働は学生に対しても大きな問題となっています。

 そのため、ワーク・ライフ・バランスの推進啓発とともに、知っておくべき労働法の基礎知識をまとめたパンフレットを作成しました。

配布場所(9月から)

 市内の各大学、産業労働課労政担当各市民センター公民館

実践しています!ワーク・ライフ・バランス

企業探訪

(株)湘南ビジネスマネジメント〈南藤沢〉

事業内容

 マネジメントのサポート、会計・労務のアウトソーシング

従業員数

 13人(男4人、女9人)

 現在、女性従業員のうち半数以上が小さなお子さんのいる方で、時短勤務が3人、育児休業中が1人です。「女性は労働環境から入る」という言葉を従業員から聞き、長く働ける環境を整えました。テレビ会議や在宅勤務を導入したり、緊急時は子連れ出勤も可とするなど柔軟な対応を取っています。

 今後、少子高齢化により労働人口が減ることが予想される中、ワーク・ライフ・バランスの考え方は人材獲得に必要だと思います。


代表取締役
野田周吾氏



 2人の子どもがおり、時短勤務で働いています。多様な働き方を受け入れてくれているので、育休などで休んでも戻ってこられる環境が整っていると感じています。

 働き方を工夫し、ここはチームにお願いするところ、ここは自分ががんばるところ、と1カ月単位でバランスを取るようにしています。


従業員
近さん

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