広報ふじさわ2015年10月25日号
11月8日は「いい歯の日」です。市民一人一人が自分の歯や口を守り、生涯にわたって食事や会話を楽しめるよう、市ではさまざまな事業を行っています。
問い合わせ
健康増進課【電話】(50)8430
むし歯
乳幼児のむし歯は年々減ってきているものの、4歳以降から年齢と共に増加していきます。一度治療した歯は、後に再びむし歯になることが多く、むし歯にならないよう予防することが重要です。子どもの場合、歯の生えかわりが進む9歳ぐらいまでは保護者が仕上げ磨きをしましょう。
むし歯予防にはフッ素(フッ化物)が有効です。フッ素塗布、フッ素入り歯磨き剤・ジェル、フッ素洗口といった方法で利用することができます。
歯周病
歯周病は細菌が原因で歯ぐきに炎症が起こり、歯を支える組織が壊れていく病気です。成人の80%以上がかかっているとも言われ、糖尿病、心臓病、動脈硬化、肥満、誤えん性肺炎など関係がないように思える病気も、歯周病菌が関連している場合があります。
予防の基本は口の中を清潔にすることです。歯磨きにプラスして、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。自分で毎日行うセルフケアと、歯科医院で受ける歯石除去などの歯のクリーニングをあわせて行うことが大切です。
普段から何でも相談できる「かかりつけ歯科医」をもちましょう
市では、今年4月から在宅で療養中の方への歯科保健サービスとして、歯科衛生士による相談窓口を始めました。
お口の困り事について、歯科衛生士が電話で相談を受け、必要なサービスにつなぎます。「入れ歯が痛い、ゆるい」「かむことができない」「歯に痛みがある」「訪問診療をしてくれる歯科医院を知りたい」など、お口に関することを気軽にご相談ください。
相談内容により、歯科衛生士や歯科医師が訪問します。
対象
市内在住の在宅療養中の高齢者、難病者、障がい児・者
費用
相談については無料
問い合わせ
藤沢市歯科医師会【電話】(26)3310〈平日午前9時~午後5時〉
夏休みなどに市内全児童クラブや保育園などで歯磨き教室を実施しています。小学生になると歯磨きなどがだんだん親の手から離れ、おやつや飲み物など、間食によって食習慣も乱れやすくなります。乳歯から永久歯に生え替わる時期でもあり、むし歯予防に注意が必要です。
食べる、飲み込む、話す、笑う…知っているようで意外と知らないお口の働きについて、親子でいろいろな体験をしながら楽しく学ぶ教室を開催しました。