広報ふじさわ2017年1月10日号

「歌ふ弥次喜多双六(すごろく)」で遊んでみましょう


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 浮世絵文化が花開いた江戸時代、双六は東海道五十三次を進む「道中双六」、現在の人生ゲームに似た「出世双六」などさまざまな種類が作られました。子どもから大人まで一緒に楽しめるお正月の遊びとして、明治・大正時代以降も親しまれてきました。

 この「歌ふ弥次喜多双六」は、1936年に製作された映画「歌ふ弥次喜多」(監督:岡田敬)の公開に合わせて発行されたもので、映画の主人公である古川緑波(ろっぱ)と徳山璉(とくやまたまき)の似顔絵が描かれています。徳山璉は藤沢出身の声楽家・流行歌手で、舞台や音楽映画などで幅広く活躍しました。

 勝つも負けるも運次第。みんなで一緒にサイコロを振って、歌いながら遊んでみませんか。

 1月22日(日)まで、藤澤浮世絵館で展示会「おもしろ東海道と浮世絵双六勢ぞろい」が開催されています。

 「歌ふ弥次喜多双六」も出展しているので、ぜひご覧ください。

問い合わせ

 藤澤浮世絵館【電話】(33)0111、【FAX】(30)1817

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