広報ふじさわ2017年7月25日号

特集
いざという時のために、応急手当を身に付けましょう
みんなでつなげる救命の連鎖

 万が一の事故や急病のとき、救急車が現場へ駆け付けるまでのわずかな時間が生死を左右します。いざというときのために、応急手当の正しい知識と技術を身に付けましょう。

問い合わせ
救命講習・AED貸し出しについて
…南消防署【電話】(27)8181、【FAX】(25)8619、

電話をかける【電話】(27)8181

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…北消防署【電話】(45)8181、【FAX】(45)8182、

電話をかける【電話】(45)8181

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救急について
…救急救命課【電話】内線8165、【FAX】(28)6417

電話をかける【電話】内線8165

救急救命課ホームページ

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救命の連鎖は市民が主役です

 救命の連鎖とは、事故や生活習慣病などを避ける「心停止の予防」、迅速に119番通報する「早期認識と通報」、心肺蘇(そ)生法などを行う「一次救命処置」、そして救急救命士や医師による「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」という4つの輪のことをいいます。

 1~3の輪は、一般市民によってつながれます。現場に居合わせた人が心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用を行った場合、生存率や社会復帰率が高くなることが分かっています。

心停止の予防、早期認識と通報、一次救命処置(心肺蘇生とAED)、二次救命処置と心拍再開後の集中治療

講習に参加しませんか?

救急フェア2017・キュンとするまち。藤沢・みんなで救命講習

 医師による講話のほか、救急隊員などから心肺蘇生法やAEDの使い方を学びます。

と き

 9月2日(土)午前9時~正午

ところ

 秩父宮記念体育館

対象・定員

 市内在住・在勤・在学の中学生以上の方300人(先着順)

申し込み・問い合わせ

 7月25日(火)~8月25日(金)に南消防署または 北消防署へ来署で

 市では、この他にもAED使用法を含む心肺蘇生法を学ぶ救命講習を定期的に開催しています。

  • 今後の予定など詳細は、市のホームページの救急救命課のページをご覧ください

 本市では、応急手当の普及啓発を目的とした(特非)ふじさわ救命普及推進会が消防職員と共に普通救命講習の指導をしています。

 活動内容や救命講習指導に興味のある方は、お気軽にご相談ください。

問い合わせ

 ふじさわ救命普及推進会事務所【電話】(45)4154または救急救命課

イベントに備えを!

AEDを貸し出しています

 市では、大勢の方が集まるイベントの開催時などに、早期に救命活動が行えるようAEDを無料で貸し出しています。

貸し出し条件

申し込み・問い合わせ

 イベント開催日の3カ月~2週間前に電話で南消防署または北消防署へ

夏は特に熱中症に注意を!

熱中症が疑われるときは早めに対処しましょう

 熱中症が疑われるときは、すぐに涼しい場所へ移動し、次のような応急手当を行いましょう。

症状が重いときは医療機関を受診しましょう

 ぐったりして自分で水分や塩分を補給できない、呼び掛けても反応が薄い、意識の状態が普段よりも悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。ためらわずに119番通報し、救急車を要請してください。

 また「この症状は熱中症かな?」「病院を受診した方がいいのかな?」と迷ったときには、「ふじさわ安心ダイヤル24」に相談しましょう。

ふじさわ安心ダイヤル24 【フリ-ダイアル】0120(26)0070

予防を心掛けましょう

高齢者のけがによる救急搬送が増えています

 ここ数年、転倒や不慮の事故によるけがで救急搬送される65歳以上の方が増加傾向にあり、搬送された人の半数以上が入院の必要な中等症以上と診断されています。

 主な発生場所は、自宅の居間や寝室、廊下や庭など身近な生活の場です。軽微な転倒でも首や足、腰を骨折して動けなくなってしまうことがあります。けがをする前の予防を心掛けましょう。

予防のポイント


救急車を正しく利用しましょう


 救急車は命に関わるような重い病気やけがの方を、一刻も早く病院へ搬送するために利用する車両です。軽い病気やけがなどで利用すると、緊急に救急車を必要とする方が使えません。救急車の対象となるのは次のような場合です。

 救急隊は傷病者の容態を観察し、症状や搬送時間から最も適した病院を選びます。市民の皆さんが適切な救急医療を速やかに受けられるよう、救急隊による病院選定にご理解とご協力をお願いします。


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