広報ふじさわ2017年8月10日号
本市では、藤沢市ロボット産業推進プロジェクトとして、生活支援ロボットに関する普及啓発や人材育成・実証実験支援・ロボット関連企業への支援などさまざまな取り組みを行っています。
問い合わせ
産業労働課【電話】内線3413、【FAX】(50)8419
生活支援ロボットとは、自動で動くロボット掃除機やコミュニケーションロボットなど、人の生活と同じ空間で活躍するロボットです。現在は医療、介護・福祉、家事、安全安心など多くの分野で、私たちの生活を豊かなものにしています。
開発が進む生活支援ロボットについて、本市ではこれまでもたくさんの支援を行っています。市内で現在実施中の実証実験を紹介します。
鵠沼・辻堂の一部の地域では、自動運転社会を見据えた次世代物流サービス「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験に協力しています。
同プロジェクトでは宅配便を好きな時間・場所で受け取れるほか、地元の商店街で販売している商品をインターネットで注文して一括で購入できる買い物代行サービスを試行しています。
現在は、商店街の店舗を中心に約20店舗が出店。地域の住民・商店街の方が一緒に取り組んでいるプロジェクトです。
最初は大変でしたが、やってみると楽しいシステムだと思います。荷造りの必要がないので、実際の店舗での接客と同じ感覚で参加できるのがいいですね。
日中は留守がちで宅急便を受け取れないことが多いので、10分単位で時間を指定でき、自宅以外の場所でも受け取りができるのはありがたいです。
「アルバトロス」は、災害時に人の入れない建物の内部などへ入り、現場の情報を収集するロボットです。がれきや水たまりを越えて走行できるほか、暗い場所でも赤外線カメラで救助を待つ人の様子を撮影したり、マイクを通じて外部にいる消防隊員と会話をしたりすることができます。
市では、県の支援を受けて開発されたアルバトロスの有効性を検証するため、消防局が実証実験に協力しています。
より実用的なロボットが完成するよう、現場の意見を開発者の皆さんに伝えました。建物倒壊やガス漏れなどで二次災害の恐れのある現場でも、アルバトロスを活用することで的確な救助活動ができることが期待されます。今後は、実際に活用していきます。
生活支援ロボットによって、私たちのまちが今後どのように変わっていくのか、みんなで考えてみませんか。
と き
9月9日(土)午後2時~5時
ところ
内 容
定 員
200人(先着順)
費 用
無料
申し込み
8月14日(月)から電話またはファクスに住所・氏名・電話番号を書いて、(公財)湘南産業振興財団【電話】(22)1010、【FAX】(24)4500へ
問い合わせ
産業労働課
全問正解者にはプレゼントあり
と き
8月8日(火)~20日(日)〈14日(月)を除く〉
午前10時~午後5時〈受け付けは午後4時まで〉
ところ
問い合わせ
藤澤浮世絵館【電話】(33)0111、アートスペース 【電話】(30)1816、湘南ロボケアセンター 【電話】(31)0821
湘南ロボケアセンターは、日本最大級の生活支援ロボットの体験・展示・販売を行うロボテラスと、装着者の身体動作をサポートするロボットスーツHALを用いるトレーニングスタジオからなります。
研修・社会見学などのための団体見学の予約も受け付けています。
湘南ロボケアセンター
開館時間
火~土曜日〈祝日を除く〉午前10時~午後5時