広報ふじさわ2018年1月10日号
かるたやすごろく、こま回しなど、本市には地域に根差した正月遊びがたくさんあります。この機会に遊んでみませんか。
明治地区の歴史や文化などを題材にして2016年に完成。明治地区郷土づくり推進会議が地域の住民から集めた題材には、耕余塾や養命寺、舟地蔵などが盛り込まれ、遊びながら地域のことを学べます。
イラストは市内在住の三浦まみさんが担当しました
絵札を裏返すと札に描かれた題材のより詳しい解説も書かれています
明治地区郷土づくり推進会議の三觜清次さん(写真左)と磯崎三郎さん(同右)
明治市民センター
では、明治ふるさとかるたの貸し出しを行っています。詳細はお問い合わせください。
申し込み・問い合わせ
明治市民センター【電話】(34)3444
、【FAX】(33)5727へ
善行地区の歴史や自然などを題材にして2016年に完成。制作は善行地区郷土づくり推進会議が行い、「かるたを作る過程で自分が住む地域のことを学んでもらえたら」と、題材は地区の小学生をメインに、中学生や周辺住民から募りました。
題材には、善行駅から望む夕暮れ時の富士山や、雪が積もった坂をスキー場に見立てたものなど、子どもの自由な発想が盛り込まれています
かるた大会を実施するなど、地域の子どもたちに親しまれています
イラストも地区の小学生が中心になり制作しました
善行市民センター
では、善行かるたの販売(1500円)と貸し出しを行っています。詳細はお問い合わせください。
申し込み・問い合わせ
善行市民センター【電話】(81)4431
、【FAX】(81)4441へ
正月には、市内でこま回しを楽しむイベントなどが実施され、子どもたちも昔ながらの遊びを楽しむ機会が増えます。
本市では郷土玩具として片瀬こまが親しまれてきました。漁師町として栄えた片瀬地区では、漁で伊豆大島に行く人が多かったことから、伊豆大島名産のツバキの木が材料として用いられたと言われています。通常のこまより硬くて重く、こま同士をぶつけ合うと相手を弾き飛ばすことから「喧嘩(けんか)こま」とも呼ばれています。
問い合わせ
片瀬市民センター【電話】(27)2711
、【FAX】(25)8907
藤澤浮世絵館
では、藤沢が東海道の6番目の宿場町だったことから、東海道五十三次の宿場を巡るすごろくを所蔵しています。
2月18日(日)まで開催中の企画展「北斎と北斎派の江の島」では、「東海道名所双六(すごろく)」など4点のすごろくが展示されています。
東海道名所双六
作:魚屋北渓
狂歌(しゃれや風刺を盛り込んだ短歌)に合わせ、東海道五十三次の名所が描かれています。江戸城に見送られ、のり作りが盛んだった品川や雄大な富士山に見守られる吉原などを通過し、京都御所にゴールします。師匠の葛飾北斎譲りの軽妙な絵が狂歌とうまくマッチしています。
藤沢宿のマスは春夏の二季(ふたき)ににぎわうことを風呂の蓋木(ふたき)に掛けています
すごろくをお土産に
同館では、「当年新板 東海道名所案内双陸」を250円で販売しています。東海道名所双六とは異なる絵の趣や、東海道から分かれた「寄り道」が随所に登場するコースなどをお楽しみください。
問い合わせ
藤澤浮世絵館【電話】(33)0111
、【FAX】(30)1817または郷土歴史課
【電話】内線6731
、【FAX】(27)0201
とき
2月3日(土)午前10時~正午、午後1時~3時
ところ
内容
けん玉やベーゴマなどの昔遊び、駄菓子屋ほか
費用
実費
申し込み
当日会場へ
問い合わせ
ふじさわ宿交流館【電話】(55)2255
または郷土歴史課