広報ふじさわ2018年3月25日号

ふじさわ探訪

藤澤町
誕生110年

 2018年4月1日は、本市の前身となる高座郡藤澤町の誕生110年に当たります。江戸時代の藤沢宿から藤澤町誕生までの道のりを振り返ります。

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1932~42年に県立体育センター付近にあった藤澤ゴルフ場や、昭和初期の藤澤町の中心部(旧藤沢宿エリア)を写した絵はがき

江戸

 江戸時代の藤沢宿は、高座郡の坂戸町・大久保町と鎌倉郡の大鋸町の3町で構成されていました。藤沢宿は遊行寺の門前に、東海道や大山道を行き交う旅人たちの宿場町としてにぎわいました。

明治

 明治になって宿駅制度が廃止されたのち、1888年に坂戸町と大久保町が合併して藤澤大坂町となり、大鋸町も翌89年の市制町村制によって、隣接する鎌倉郡西富町と合併して藤澤大富町となりました。

 1907年10月1日に藤澤大坂町が藤澤大富町を編入するかたちで合併し、さらに翌08年、藤澤大坂町が西、南に位置する明治村(1889年に羽鳥、大庭、稲荷、辻堂村が合併)・鵠沼村と合併して、高座郡藤澤町が誕生しました。

 初代の町長には鵠沼村長だった髙松良夫が選出され、二代町長には明治村(大庭)の金子角之助が就任しました。

大正

 1915年に藤澤町在住の永瀬覇天郎(商店主で俳人)があらわした「湘南概観」(発行者・金子角之助)には、「巨刹遊行寺あり、古来東海道中屈指の一名駅で、広く世間に知られ、それに江の島、鎌倉、厚木、平塚、八王子街道への要衝にも当り、汽車もあり、電車もあり、物資の集散地としても県下有数の町である。」と藤澤町が紹介されています。

昭和

 藤澤町はその後、他の町との合併もなく激動の時代をくぐりぬけ、1940年10月1日に市制を施行します。


昭和10年代の藤澤町役場。現在の藤沢公民館の場所に建っていました

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