広報ふじさわ2018年6月10日号

蚊に気を付けましょう~蚊は病気を運ぶことがあります

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 蚊が媒介する感染症を、蚊媒介感染症と言い、感染した人の血を吸った蚊の体内で病原体が増え、その蚊が他の人の血を吸うことで感染を広げていきます。日本中に広く生息するヒトスジシマカは、デング熱やチクングニア熱、ジカウイルス感染症などを媒介する恐れがあります。海外の流行地で蚊媒介感染症に感染し、帰国後に急な発熱などで発症することがあります。

海外に渡航する方へ

 蚊媒介感染症は、世界中の熱帯・亜熱帯で流行しています。渡航前に現地の感染症情報を確認してください。流行地からの帰国後は、症状の有無にかかわらず、虫除け剤を使用するなど蚊に刺されないための対策を、2週間程度行うことが推奨されています。

妊婦・妊娠の可能性がある方へ

 妊娠中にジカウイルスに感染すると、赤ちゃんに小頭症などのリスクが高まることが報告されています。可能な限り流行地への渡航を控えてください。

感染を広げないために

 蚊は5~11月頃に活動し、雌は産卵のために吸血します。産卵場所は、小さな水たまりが好まれます。屋外に放置した空きビンや空き缶、植木鉢の皿、ペットボトル、古タイヤなどに溜まった小さなたまり水を1週間に一度は捨てることで、発生する蚊の数を減らすことができます。

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