広報ふじさわ2018年11月25日号
藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。今回は「漕ぐ」をテーマに2市1町を紹介します。
新たに漕ぎ出す鵠沼海浜公園スケートパーク
鵠沼海浜公園スケートパーク
の施設はもともと、1938年に町営の鵠沼プールとして開業し、その後市営となり、1961年から約40年にわたり小田急電鉄(株)により、鵠沼プールガーデンとして多くの方に親しまれてきました。
しかし、2000年9月にプールとしての営業を終え、その翌年にプール施設を活用した鵠沼海浜公園スケートパークがオープンしました。
現在スケートパークは(株)湘南なぎさパークが運営しています。昨年度は約3万人の方が来場し、湘南地区のスケートボード、BMXなどのスポーツの拠点となっています。
11月25日(日)、鵠沼海浜公園には国際的な競技の開催も可能な大規模なコンビプールが完成し、新たな魅力が加わります。
コンビプールとは、スケートボードなどの競技で使用されるコースです。大きさや傾斜が異なったお皿や、深いお椀などの形をいくつも組み合わせ、コンクリートで一体的に成型された複雑な窪地状のコースです。
この施設で楽しめるスケートボード、BMXフリースタイルなどの競技が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の種目に新たに加わったことを追い風に、今後も注目を集める公園となりそうです。
問い合わせ
公園課【電話】内線4341
、【FAX】(50)8439
湊(みなと)地区に残る郷土唄
漁師たちが漁船を漕ぎ出して豊漁を喜び、地域の人々が祝い事を歌詞に紡ぐ──。
スポーツ公園やキャンプ場など、現在は公共施設が並ぶ柳島。江戸時代には湊地区として茅ヶ崎の流通を支え、漁師たちの船を漕ぐ行為は生活に直結していました。そんな活気ある様子を、当時の人々は独自の歌で表現。歌詞からは生活様相やまちの雰囲気が伝わり、同地域の郷土唄として脈々と引き継がれています。
茅ヶ崎市郷土芸能大会で 披露される柳島大漁船上げ唄「ソーラ浜は大漁だ/ヨーイトナエー」。かつては衰退の一途をたどるも、幼少期に覚えていた人たちによって1975年頃によみがえった「柳島大漁船上げ唄」は、豊漁祝いを歌った曲です。アジやイワシの大群が押し寄せ、豊漁の漁船が浜に引き上げた時の賑わいが歌詞に描かれています。
また無病息災や当時の様相などを表現した「柳島エンコロ節」や「柳島お座敷甚句」は、結婚式や宴席などで歌われる祝い唄として現在にまで継承。エンコロ節は76年1月に市の重要文化財に指定されています。
問い合わせ
茅ヶ崎市秘書広報課【電話】0467(82)1111
、【FAX】0467(87)6345
パンプトラックさむかわがオープン
さむかわ中央公園
内にBMX、スケートボード、インラインスケートなどを楽しめる施設「パンプトラックさむかわ」がオープンしました。
全周35.7mのスピードリング、全周104.1mのグランプリの2種類の起伏のあるコースが楽しめます。
10月に行われたオープニングセレモニーでは、テープカットやBMXとスケートボードの選手によるデモンストレーションが行われたほか、寒川町在住で東京オリンピックへの出場が有望な畠山紗英選手のビデオメッセージが流されるなど、大いに盛り上がりました。
畠山紗英選手の試合の様子子どもから大人まで楽しめるので、ぜひ遊びにいらしてください。
開場時間や料金など詳細は、寒川町
のホームページをご覧ください。
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寒川町健康・スポーツ課【電話】0467(74)1111
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