広報ふじさわ2019年2月25日号
東日本大震災発生からまもなく8年がたちます。市では、市民の安全を守るための取り組みを進めています。また災害が発生したときは、行政の対応「公助」だけでは限界があります。自分自身を守る「自助」、地域の方と協力して助け合う「共助」の取り組みを紹介します。
問い合わせ
危機管理課【電話】内線2440、【FAX】(50)8401
災害が発生または発生する恐れがある場合は、次の避難情報を発令します。
【!】避難準備・高齢者等避難開始
高齢者や障がいのある方、妊婦、乳幼児など、避難に時間のかかる方は避難を開始してください。
【!】避難勧告
避難場所などへの避難を開始してください。
【!】避難指示(緊急)
すぐに避難を完了してください。命を守る最低限の行動をとってください。
水害避難所
風水害による家屋の浸水、崖崩れの危険性があるとき、緊急的かつ一時的に避難する場所です。各市民センター
・
公民館
などを市が指定しています。
一時避難場所
災害から一時的に身を守る、または避難施設などにまとまって避難するための集合場所です。自治会・町内会(自主防災組織)などが指定しています。
避難施設
災害により家に戻れなくなった方が一定期間、避難生活を送る場所です。主に市立小・中学校などを市が指定しています。
広域避難場所
地震に伴う火災の延焼拡大や、火災の輻射(ふくしゃ)熱・煙などから身の安全を確保できる場所として市が指定しています。
津波避難ビル
津波浸水想定区域外への避難が困難な場合に、一時的または緊急的に避難する建物です。
ぐるっとふじさわマップ
」をご覧ください津波避難経路路面標識・海抜表示公共小型看板の設置
片瀬・鵠沼・辻堂地区に、津波浸水想定区域外や津波避難ビルまでの経路を示す路面標識を150カ所設置しています。また電柱などに海抜を表示した看板を設置しています。
市では、大規模災害発生時の初動体制確立と防災協定などの有効性検証のため、消防団や地域の事業者などと共に毎年9月頃に総合防災訓練を行っています。
また近年多発する集中豪雨や台風に備えた水防訓練も行い、災害時の初動体制の確認だけでなく、市民の方に配布する土のう作りも行っています。
大規模地震発生後に想定される津波から避難するため、津波浸水想定区域外や津波避難ビル、高台まで実際に避難行動をとる訓練を行っています。
積極的に訓練に参加し、避難経路などの確認を行いましょう。