広報ふじさわ2019年5月10日号

世界へ向けて ~東京2020大会

4大会連続のパラリンピック出場を目指す 石井雅史選手

 藤沢市みらい創造財団には、2008年北京パラリンピック自転車競技でメダルを獲得し、ロンドン2012大会・リオ2016大会にも出場した石井雅史選手が所属しています。現在も後進の指導を行いながら現役を続ける石井選手にお話を伺いました。

 競輪選手として活動していた2001年に、練習中の交通事故で左足まひと高次脳機能障がいを負い、その後パラリンピックの出場を目指しました。ヘルメットを被っていなければ、命がなかったと思い、交通安全教室や講演会などで、パラリンピックや自転車競技の経験とともに、ヘルメットの大切さも伝えています。

 リオ2016大会後、一度現役を引退しましたが、交通安全教室で出会った子どもたちから刺激を受けたことや、2020年に日本でパラリンピックが開催されることから、現在、選手としての出場を改めて目指しています。

 東京2020大会が、それぞれの個性や能力を認め合い、それを生かせる社会のきっかけづくりになればいいなと思います。

問い合わせ

 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室【電話】内線6312、【FAX】(50)7200

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