広報ふじさわ2019年6月10日号
問い合わせ
保健予防課【電話】(50)3593、【FAX】(28)2121
蚊が媒介する感染症を蚊媒介感染症といい、感染した人の血を吸った蚊の体内で病原体が増え、その蚊が他の人の血を吸うことで感染を広げていきます。日本中に広く生息するヒトスジシマカは、デング熱やチクングニア熱、ジカウイルス感染症などを媒介する恐れがあります。海外の流行地で蚊媒介感染症に感染し、帰国後に発症することがあります。
海外に渡航する方へ
蚊媒介感染症は世界中の熱帯・亜熱帯で流行しています。渡航前に現地の感染症情報を確認してください。流行地からの帰国後は、症状の有無にかかわらず、虫よけ剤を使用するなど蚊に刺されないための対策を2週間程度行うことが推奨されています。
妊婦・妊娠の可能性がある方へ
妊娠中にジカウイルスに感染すると、赤ちゃんに小頭症などのリスクが高まることが報告されています。可能な限り流行地への渡航を控えてください。
厚生労働省
のホームページをご覧ください感染を広げないために
蚊は5~11月頃まで活動します。産卵場所は小さな水たまりが好まれます。屋外に放置した空き瓶や空き缶、植木鉢の皿、ペットボトルなどに溜まった水を1週間に一度は捨てることで、発生する蚊の数を減らすことができます。