広報ふじさわ2019年12月10日号
セーリングのフォイリングナクラ17級は、水中翼で船体を浮かし高速で走ることから「海の上を飛ぶ」と例えられる、東京2020大会の正式種目です。
今回は、日本セーリング連盟の同級の強化選手として活躍する、本市出身の深沢瑛里選手にお話を伺いました。
私は生まれてからずっと片瀬に住んでおり、藤沢の街に育てられたと感じています。今年の夏に江の島で開催されたセーリングワールドカップシリーズでは、市内からも多くの方々が観戦や応援に来てくださったことがとても嬉しかったです。また、会場で声を掛けていただく機会も増え、セーリングへの関心が高まってきていることを実感しています。
フォイリングナクラ17級は、他のセーリング種目と比べて2倍近い、時速50km近くの速さが出るため、操船コントロールと「飛ぶ」感覚を研ぎ澄ませることが重要です。
セーリングのレースは、いかに風を見つけられるか、波をどう読むか、他艇がどう動くかなどによって順位が変動します。観戦の際は、自然と一体となった選手達が魅せる「壮大な海上での接戦」に注目してみてください。
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