広報ふじさわ2020年4月10日号

特集
郷土愛あふれる藤沢
「みんなが、大好きだと思える藤沢に」

 2020年度の市政運営に関する市の基本的な考え方と実施予定の主な事業をお知らせします。多くの市民の皆様に東京2020大会に関わっていただくことで、郷土への愛着と誇りを育み、市民力・地域力を高め、藤沢らしさを未来につなぐ「郷土愛あふれる藤沢」を目指します。

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市政運営の方針について


 2月26日の市議会本会議で、鈴木市長は2020年度の市政運営の方針について説明しました。

 この中で、市制施行80周年を迎える今年度を新たなスタートラインとし、団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年以降の時代を見据え、今後の人口構造の変化など長期的な課題への対応を進めるという決意を表しました。

 また、SDGs(持続可能な開発目標)の視点も取り入れ「目指すべきまちの姿」を今後4年間の市政運営の共通テーマとし、多様な主体とのマルチパートナーシップのもと「みんなが、大好きだと思える藤沢」を創造するという考えを示しました。

4年間の市政運営の共通テーマ「目指すべきまちの姿」

 現在だけでなく、将来のニーズも満たすものであるかどうか、未来の人たちに誇れる取り組みであるかどうか、市の取り組みを問い直し、藤沢らしさを未来につなぎます

 さまざまな課題に最先端技術を積極的に活用し、市民サービスの向上を図るとともに、ICT(情報通信技術)の力で市民参加の促進やコミュニティの活性化に取り組みます

 誰一人取り残さないという思いで多様な生き方・考え方を認め合う、多彩な魅力と活力があふれるまちづくりを進めていきます

2020年度の5つのまちづくりテーマに基づく重点的な取り組みを紹介します

1.安全で安心な暮らしを築く

  • 新たな洪水・土砂災害・高潮ハザードマップを作成
  • 分かりやすいオーダーメイド型の「ふじさわ防災ナビ」を全戸配布
  • 防災備蓄資機材のさらなる充実や指定緊急避難場所などへの表示看板の設置
  • 海抜・洪水浸水深など表示ラベルを郵便ポストに設置
  • 一色川の河川改修など突発的集中豪雨の対策を推進
  • 土砂災害警戒区域内に位置するのり面の調査や対策工事を実施
  • 繊維強化プラスチック製ボートおよびレスキューサポートの配備増強やテロ対応資機材などの整備

2.「2020年」に向けてまちの魅力を創出する

3.笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる

  • 市立小学校ではプログラミング教育の必修化を踏まえ、ICT教育環境を充実
  • 市立中学校と白浜養護学校に1人1台の学習用端末を整備
  • 待機児童対策として、新たな保育所の公募や既存保育所の再整備などを実施
  • 本市初となる医療機関併設型の病児保育事業への施設整備助成
  • 法人立認可保育所の保育士不足に対応するため、県外在住の保育士が本市の保育所へ就職する際の保育士就職支援補助金を新設
  • 本市独自の給付型奨学金制度を見直し、対象者を拡大

4.健康で豊かな長寿社会をつくる

5.都市の機能と活力を高める

  • 藤沢駅北口交通広場再整備工事の完成、東西地下通路の再整備工事への着手など藤沢駅の再整備を推進
  • 健康と文化の森地区では、土地区画整理事業の実施などに向けた取り組みを推進し、浸水対策として遊水機能を有した公園の池から雨水を排水するための工事を実施
  • 藤沢市ロボット未来社会推進プロジェクトにより、最新技術の実証実験や実用化を推進
  • 藤沢市独自の創業支援資金を創設し、市内での創業・定着を支援
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