広報ふじさわ2020年6月10日号

世界へ向けて ~東京2020大会
湘南工科大学附属高校水泳部顧問 三好 智弘さん

 湘南工科大学附属高校の水泳部は、これまでに5人のオリンピアンを輩出してきました。

 今回は、同校出身で、自身もバルセロナオリンピック出場経験を持つ、水泳部顧問の三好智弘さんにお話を伺いました。

 私は10歳から水泳を始めました。全てを捨ててでも五輪に出場してやるという気持ちでトレーニングを続け、大学4年生の時に200mバタフライでオリンピック出場を果たしました。

 しかし、体調管理がうまくできずに大舞台で決勝進出を果たせなかった苦い思い出があります。

 その後、2005年に母校へ戻ってきました。教え子の立石諒選手と塩浦慎理選手のオリンピック出場が決まったときは、自分のとき以上に興奮しました。

 塩浦選手は東京2020大会でも代表入りが期待されています。

 私が指導してきた中で、大きく成長した選手たちの共通点は、芯がしっかりしていることです。藤沢の子どもたちには東京2020大会を観て、夢や目標を実現するための強い気持ちを感じてもらいたいと思います。

 また、周囲の方への感謝の心を持ち、一人では乗り越えられない壁に直面したとき、応援してもらえるような人間になってほしいです。

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 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室【電話】内線6312、【FAX】(50)7200

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