広報ふじさわ2021年1月10日号

「郷土愛あふれる藤沢」のまちづくり


 明けまして、おめでとうございます。市民の皆様におかれましては、すこやかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症が世界中に広がり、社会情勢が大きく様変わりしました。かつて経験したことのない状況に対し、本市でも感染拡大防止をはじめ、さまざまな対策を講じてまいりました。今後も市民の皆様と共にこの難局を乗り越えていきたいと考えております。

 さて、本年は「丑(うし)年」ということで、一歩一歩、物事を進めることが大切な年であるといわれています。次の時代へとつなげる年とするため、4月に「サステナブル藤沢」「インクルーシブ藤沢」「スマート藤沢」をまちづくりコンセプトとした、新たな市政運営の総合指針を策定します。本市は、都市機能と豊かな自然が調和し、歴史や文化が薫るまちです。この先人たちが積み上げてきた「藤沢らしさ」がより一層輝かしいものとなるよう、着実に取り組んでまいります。

 また、夏には延期となった東京2020オリンピック・セーリング競技大会が予定されています。市民参加型の大会を実現するため、ボランティアの方々をはじめ、市民力、地域力で大会を盛り上げ、大会後もレガシーを継承できるよう皆様と共に準備をしてまいります。

 本年も、市民の皆様をはじめマルチパートナーシップのもと「郷土愛あふれる藤沢」を目指したまちづくりを進めてまいります。

 皆様におかれましては、本年が、幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げます。

藤沢市長 鈴木恒夫
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