広報ふじさわ2021年5月10日号

特集
コロナ禍でもできる「自分のフレイル対策」を探してみませんか

 新型コロナウイルス感染症による外出自粛により動かない時間が多くなると、心身の衰えが進み「動けなくなる」「気持ちが沈みがちになる」など、フレイル状態に近付いてしまいます。

 この機会にフレイル対策を考えてみませんか。

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高齢者支援課【電話】内線3285【FAX】(50)8412

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フレイル予防に大切な3本柱

社会参加 運動 栄養・口腔

 フレイルとは、年を取って心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態のことをいいます。

 長引くコロナ禍でフレイルに陥らないよう、「運動」「栄養・口腔」「社会参加」の3本柱を意識して対策しましょう。

対策を考えてみましょう


運動

栄養・口腔

社会参加

「社会的フレイル」を予防しましょう


 昨年、市ではフレイルの状況調査として、介護保険サービスを利用していない85歳以上の1人暮らしの方に家庭訪問を実施しました。その際に「感染が心配で外に出られない」「久しぶりに人と話した」という声が多く聞かれました。

 適度な運動やバランスのとれた食事も大切ですが、「人とのつながり」を保ち「社会的フレイル」を予防することも重要です。新しい生活様式の中で自分ができる楽しみを探してみましょう。

近所の体操グループに参加してみませんか

 市内30カ所の公園や市民の家で「いきいき運動グループ」が活動しています。感染症対策をしながら1回20~30分程度の体操を行っており、近所の人との交流の場にもなっています。

 コロナ禍でも「健康づくり」+「顔の見えるつながりづくり」を実践している場所です。



ラジオ体操やみんなの体操
などを行っています♪



☆参加を希望する方は、
同課へお問い合わせ
ください

 高谷第二公園などで活動している、いきいき運動グループ「かるがもクラブ」代表の小糸さんにお話を伺いました。

 自分が仕事をリタイアしてから、最初は「1人でも来てくれれば…」と簡単な気持ちで活動を始めました。少しずつ参加者が増えていき、現在では毎週約25人くらいの方が参加しています。

 コロナ禍で気持ちや社会が閉鎖的になってしまうこともありますが、マスクの着用や距離を取るなど工夫して活動することで、参加している人の意識も変わっていったように感じています。公園体操に参加することで、それぞれの生活リズムにしていってほしいと思います。

 待っていても健康はつくれません。このような取り組みが広がることで、健康の輪も広がってくれることを願っています。

「いきいき健康手帳」で健康管理!

 「いきいき健康手帳」は、日々の健康状態や運動習慣などを書き留めることができる手帳です。

 「血圧と活動の記録」のページは12カ月分あり、その日の出来事を日記のように書くこともできます。

 フレイル予防のポイントなども掲載していますので、生活習慣や健康を見直すきっかけにぜひご活用ください。


高齢者支援課
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