広報ふじさわ2021年12月10日号

特集
インフルエンザ・感染性胃腸炎など
冬に流行しやすい感染症に気をつけましょう!

 冬は気温が低くなり空気が乾燥するため、感染症のウイルスの活動が活発になる時期です。インフルエンザや感染性胃腸炎などの予防に努めましょう。

問い合わせ
保健予防課【電話】(50)3593 【FAX】(28)2121

電話をかける【電話】(50)3593

保健予防課ホームページ

地図を表示

感染症対策の基本は、どのウイルスに対しても同じです

正しい手洗い

咳(せき)エチケット

マスクを着用する(口・鼻を覆う)
マスクがないときティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆う
とっさのとき袖で口・鼻を覆う

確認しましょう! マスクの正しい着け方

1 鼻と口の両方を確実に覆う
2 ゴムひもを耳に掛ける
3 隙間がないよう鼻まで覆う

病気や障がいなど、さまざまな理由でマスクを着用できない方がいます。マスクが着けられない方へのご理解をお願いします。

病気や障がいなど、さまざまな理由でマスクを着用できない方がいます。マスクが着けられない方へのご理解をお願いします。

インフルエンザ

 季節性インフルエンザは、2020年度は流行が見られませんでしたが、例年は初冬から春先にかけて流行します。

 発熱や関節痛などの症状が出現し、多くは自然に治る疾患ですが、肺炎や気管支炎、脳症などを合併して、重症になる場合があります。

どうやって感染するの?

 感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染です。感染者の咳やくしゃみの飛沫の中にウイルスが多く含まれており、空中に飛んだウイルスを他の人が吸い込んで感染を起こします。

 ウイルスが手についたまま、鼻や目などをこすってウイルスが体に入り込む接触感染もあります。

感染を予防する方法は?

発症したら、どうしたらいいの?

 発熱や関節痛がみられたら、医療機関に連絡をした上で受診して、診察を受けましょう。

 抗インフルエンザ薬が処方されたら、指示通り服用しましょう。水分を十分取り、安静にして過ごしてください。

 解熱しても数日はウイルスが排出されますので、発症から7日程度は自宅で過ごし、他の人へ感染を広げないよう注意してください。


感染性胃腸炎

 感染性胃腸炎は、ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルスなどの病原体を口から取り込むことで、嘔吐・下痢・腹痛・発熱を引き起こす感染症です。

 1年を通して発生していますが、特に秋から冬にかけて流行します。

どうやって感染するの?

 ノロウイルスは、感染者のふん便や嘔吐物の中に大量に含まれ、手や食品を介して人から人に感染します。

 また、ノロウイルスを保有した二枚貝を、生や加熱不十分で食べることでも感染します。

感染を予防する方法は?

 (中心温度85~90℃以上で90秒以上の加熱)

発症したら、どうしたらいいの?

 特別な薬はないため、体をゆっくり休め、水分を十分に取りましょう。

 特に乳幼児や高齢者は、脱水や嘔吐物による窒息・誤嚥(ごえん)に注意が必要です。

 症状が治まっても、長い場合は1カ月程度、便の中にウイルスが排出されることがあります。トイレの後、調理の前などは必ず手を洗いましょう。


グラフの説明

新型コロナウイルス感染症が疑われる場合には

発熱などの症状がみられたときには、かかりつけ医に連絡をした上で診察を受けましょう。

かかりつけ医がいない場合、受診ができない場合には、藤沢コロナ受診相談センター【電話】(50)8200で受診先をご相談ください。

MENUへ